2/2 (幻冬舎文庫 い 2-5)

著者 : 中島みゆき

• 幻冬舎 (1999年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

アートディレクターの恋人・圭と幸せに暮らす編集者の莉花はある日、自分の中のもう一人の自分の存在、二重人格に気づく。別人格になった自分が圭に危害を加えることを恐れ、彼女は仕事も捨て、逃げるようにベトナムへと旅立つ。異国の地で彼女がたどった自身の知られざる過去。そして二つに別れた魂の謎が明かされる。初の書き下ろし長編小説。

感想・レビュー・書評

[yaziemさんの感想 · 2015年7月19日]

歌詞と同じく心惹く情景が好き。
十数年越しに解説文で霧が晴れた。

[yupyさんの感想 · 2009年1月10日]

【目次】
一　陽射し
二　霧雨（ムアン・フー）
三　迷路
四　竹の歌
五　ひとごろし
六　心音
　解説（野沢尚）

[SATOKOさんの感想 · 2007年5月9日]

　中島みゆきさんの本。
物語に入りこみました。
元は「夜会」のようですが、
こういう世界感・・好きですね

著者プロフィール

中島みゆき
1952年札幌市生まれ。藤女子大学文学部国文学科卒。75年「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。同年、世界歌謡祭「時代」でグランプリを受賞。76年ファーストアルバム「私の声が聞こえますか」をリリース。アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティ、TV・映画のテーマソング、楽曲提供、小説・詩・エッセイなどの執筆と幅広く活動。

「2020年 『中島みゆき第二詩集　四十行のひとりごと』 で使われていた紹介文から引用しています。」