彼女の嫌いな彼女 (幻冬舎文庫)

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著者 : 唯川恵
  • 幻冬舎 (2000年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877288709

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彼女の嫌いな彼女 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • 最初、ドロドロしたお話かと思っていたら・・・いやいや!!
    痛快・爽快なお話でした。
    2人のOLさんが主人公のお話。
    男の人では年齢でこうも考え方とか振る舞いに差はでないんだろうなっと。
    展開が読めていても面白いと思いました。
    さくっと読めるし、なかなかオススメです。

  • ただの恋愛小説かと思ったら違くて、スカッとしておもしろかった

  • 共通の敵がいれば、仲が悪かった人とも結託できる!
    やられっぱなしではなくやり返せてスッキリ。嫌い合っていた2人も、和解までいかなくてもなんとなくわかりあえたような雰囲気。
    後味のいい作品でした。

  • 一回りも歳の違ういわゆる会社の「お局様」と「若手」。全く違う立場だと思い、お互いの事をあまり良くは思ってなかったのに、共通の男性に興味を持ち、ライバル関係になったかと思いきや、その男性がちょっとした意図を持ってお互いに近づいたのだと分かり、男性に復讐するために女たちは共同戦線を張る。爽快感あふれる文体で一気に読んでしまいました。女って弱いけど、強い!どんなに大人しい子でもチクリと刺す針を持ってますよ。殿方達お気をつけて。

  • よく考えられたOL小説。

    ありそうな話。
    でも、ちょっとやんなっちゃうな・・・
    とも思う。

  • 本屋で平積みしてあるタイトルを読んだ時、何故か「絶対に面白いに違いない」と即買いした作品です。

    30代女子VS20代女子

    しかし、終わってみればあんな小者を巡る戦いだったのかと、空虚感が2人に訪れます。
    そして、それぞれの自分の道へ・・・。

    同じ会社の先輩と後輩。
    トイレやロッカールームでの会話にはついつい解る!と、作者の行員時代の経験が生きてるな~と上から目線で云いたくなります。

  • 女性の弱さと逞しさがコミカルに描かれている。最後はスッキリ!

  • 悪い男は、こうやって懲らしめなさい♪みたいな(笑)
    読み終わった後スカッとして、大好きな一冊です。

  • 二人の世代の違うOLが、会社の中の見えない女の戦いを演じている。

    普段小学生の子供たちと接していると、女の子って言うのは、くっついたり徒党を組んだり、また喧嘩したりとめまぐるしく付き合いの度合いが変わっていくのがよく見える。

    娘がそんな中で、昨日まで仲の良かった子から急に意地悪されてないて帰ったり、逆にいじめられたこの親が文句を言いに来たりということも実際にあった。

    そのたびに、カミサンは女の子だからと言うことをいっていた。

    男は単純だから、好きか嫌いかがはっきりしているし、日によって気分がころころ変わると言うことが良く理解できなかった。

    女の子だから と言う言葉は、ああ小学生の女の子だからと言う意味なんだなと勝手に思っていたが、この小説を読むと、女の子の”子”に騙されてはいけないんだと思う。

    オフィスの中には女性がかなり増えてきているが、この小説のように、世代間の戦いと言うものが、会社でもあるのかしらと、ちょっと女性が怖くなる。

    彼女が嫌いな彼女 ってちょっと意味深なタイトルだが、彼女が”嫌いな彼女”と言うのは、過去に自分が通ってきた自分の姿だったり、すぐに歳をとってしまう将来の自分だったり、はたまた自分自身であったりと、なかかな凝ったタイトルかもしれない。

    ストーリーは、23の千恵と、35の瑞子という同じ部署に勤める二人の彼女の前に27のエリート社員冴木が中途採用で入ってくるところから、二人の彼女を交互に描いていく。

    ストーリーは新入社員の冴木が会社の派閥争いの真っ只中で、ライバル派閥のボスを追い落とすために、二人のOLに近づいて、ライバル部長の勢力をそぎ落とすためのスパイ役を果たす。そして瑞子が握る重要情報を盗んで、出世コースを走っていくというもの。

    一方でエリート社員の冴木は若い千恵を味方につけることで、ライバル部長の部署内で仕事の出来る切れ者を演じていく。

    最終段では、この裏切り行為が、二人のOLに発覚し、彼女たちが都合よく使われたことの復讐をはたすというもので、流れは途中からミエミエなのだが、彼女たちを敵に回したときの怖さが描かれている。

    そういえば、はじめのうち良く一緒に営業に出て頼りにされていると思っていた、我が部署の彼女も最近は、そっけない。

    これも彼女の心情を汲めば、私の仕事の出来なさがばれてしまった結果なのかもしれないな。

  • 23歳。仕事にやる気も責任感もない。興味があるのは恋愛と結婚。話す事はブランド物と芸能人のスキャンダル、話題のレストラン、新しいクラブ。シワもなければ肌もきれいで、若いという武器をふりかざす。 35歳。優しい顔しておいて必ずチクッと針をさす。根性がひねくれている。結婚?できなかったんじゃなくてしなかった。恋愛と言えば、たいてい不倫してると思われる。しかし仕事には責任もやる気もある。その2人が自分のプライドをかけて1人のエリート男性社員をめぐり…。とありきたりのストーリーなのだが、テンポの良さと彼女たちの本音がバシバシぶつかり合う感じが爽快感たっぷり。結局、年齢なんて関係ないのだと行く事に気づいていく。

    大事な事は、

    -どんなときでも どんな時代でも背筋を伸ばして自分の声に耳を傾けて自分らしく生きる事。それが自分の幸せにつながっていく-  
    最後の廣瀬さんの解説が心に染みました。

  • ナツイチ本。
    ドラマで見たことある気する。
    年齢だけがすべてじゃない、
    本質的にはその通りなんだろうけど
    それを理解している人はどれだけいるんだろ。
    瑞子みたく大人の対応できるようなりたいな。

  • 意外とこの人の本は好き。
    まだ2冊目だけど。

    対象感のある女性を繋げたり並べたりして進んでいくのだけど、奥田英朗さんのマドンナみたいに現実感の無い女性じゃなくて、本当にある女性感が窺える。
    他のも、読んでみたい。

  • 休みに暇があったので
    カフェで読める楽な本を読もうと買った本

    そのとおり、暇潰しに読む本
    内容薄い
    ありきたりな女の話
    男性が読むとまた違うのかも

  • まんまのタイトル、、、(笑)
    お互いに苦手意識を持ってる女の人が主人公やもん。
    やっぱり「女の敵は女」?
    でも、その敵同士が手を組むと無敵になるんよなぁ(`∀´)
    そんな事も分かってない男が2人を騙そうとするんやけどバレて逆に報復されちゃうって~~-y( ̄▽ ̄*)ウケケ♪
    読み終わった後は、スッキリ爽快(^◇^)

  • もしかして以前読んだことあったかも。こういうOL生活もあこがれますなぁ。ドロドロはいやだけどね。

  • 35歳のお局様と23歳の腰掛OLが一人の男をめぐって対立。
    女って怖~い、と思いつつも、
    男に振り回されながらも必死でプライドを守ろうとする
    彼女たちに自分を重ねてみたり。

    なかなかスカッとした、少女マンガちっくなお話&結末です。

  • ある種、年齢がテーマなのかもしれません。
    主人公の1人と同じ年齢な私は、その葛藤がすごくよくわかります。
    そう、そうなんです。その悩み、ジレンマをずっと引きずってるんです!!
    っていう感じ。

    どうしたって年はとる。その年齢というものを自分がどうとらえるか。
    相手はどうとらえているのか・・・

    ラスト、主人公がサッパリと言うせりふは、こういう結論に達した彼女は素敵だと思うとともに、ストンと私の心にも落ちてきました。

    ちょっと長めですが、面白いですよ。

  • 財前直美さんと柴崎コウちゃん主演で「恋愛偏差値」というドラマにもなっていた作品。

    年齢を気にして卑屈になるのではなくて、年齢に応じた魅力があると信じて、そのときどきを輝けるように、楽しみながら年を重ねながら生きていきたいなと思った。

    廣瀬裕子さんが解説を書いているのがとても嬉しかった。

  • なかなか良いと思う。
    ありきたりな題材なのかもしれないけど、上手く皮肉られてて面白かった。
    傷つき闘う女たちって、なんかバカバカしくも清々しいと感じる。
    でも冴木をバラすタイミングはもっと後でもいい。早めにバラすとミステリーを解いたみたいに勘違いして、つまらなく感じる人もいちゃうよ。
    面白いのはお互いが幸せになりたいと同じく思ってるのに、間違った方を同じようにみてるってところ。
    で、二人が本当に幸せを願うのなら、自ずと女の悪さが見え隠れしてくるはず。もっと毒がでるはず。
    その辺が少しぬるかったかな。

  • NHKの連続ドラマで見ました。同じ顔をした登場人物2人が入れ替わり別の人生を生きる話。

  • 読んですっきり!

  • あっという間に読めた一冊。書かれた時代が私のOL時代と重なって、あの頃の気持ちが蘇った作品。そうそう、22〜3歳なんて今思えば若い!の一言なお年頃だけど、自分では“もう”23歳…という気持ちだったなぁ。。。話し自体は先が読めるものだったけど、あの頃に戻ったような切ない気持ちになる一冊でした。

  • ストーリーの展開は、少し雑でいまいちだったけど、30代半ばと20代前半の独身のOLの若さへの執着心や結婚観、会社での自分の存在意義などがリアルに描かれていておもしろかった。まぁ、リアルっていっても、自分がOLでないから、実際のところはわからないんだけど、きっと自分が30代半ばで独身だったら、そんな風に考えるんだろうなって、妙に納得した。

  • 上司の娘が本命でいて、情報収集用に年上の女と夜の相手に若い女を手玉に取る男。
    3人相手でしょ!?凄いよ。

  • 35歳の瑞子と23歳の千絵は、物産会社に勤めるいわゆる『お局』と『腰掛け』のOLで反目しあっている。<br>
    それぞれに彼と呼べる人はいるのだが、自分勝手な彼に疑問を持ち始めていた。
    そんな2人の前に27歳のエリート冴木が現れ、2人はライバル心を燃やすことになる。

    <br>
    冴木という男のことは置いておいて、終盤の女性2人のそれぞれの彼との会話が良かったな。<br>
    『約束とか計画とか、そんなアテにならないもののために”今”という時間を犠牲にするなんてもったいない』とか
    『この間一万円もするシワ取りクリームを買ったわ。年を取ったときに違いがわかるって言われたの。
     でも、クリームを塗ってしまえば塗らないで年をとったときのことはわからない。
     もし塗らなかったら、シワができてて塗らなかったことを後悔するかもしれない。
     でも、もしかしたら塗らなくても、シワなんかちっともなくて、塗らなくて良かったと思うかもしれない』
    結局、どっちが良かったなんて先のことはわからない。。
    <br>
    しあわせは、年齢に関係なく、最後は自分自身で手に入れるもの。
    誰かや何かに与えてもらうものではない。
    ほかのひとと比較してよろこぶものでもない。<br>
    人の価値は年齢ではない・・と教えてくれる。
    『年齢なんてものの順位は、すごく低いところにある』と。
    <br><br>
    年を重ねるごとにわかること。
    毎年一つずつ年を取って、毎年全然成長していないと思う私だが、
    それでも時間とともに考え方や捉え方が若い頃とは微妙に違う。
    価値観も少しずつ違っていると思う。
    若い頃には気づかなかったこと、大切なもの…。<br>
    そんな些細なことだけど、少しは気づけるようになった・・ということにしておこう。
    頑固にもなったかな(笑)
    <br><br>
    人生のその時々でキーパーソンな人がいた。
    …と書きながら、そんな大げさなことでもないのだが、
    少なからずその人に影響されたと思うから。
    <br><br>
    数年後、数十年後はどんな私がいるんだろう?
    今とはまた微妙に違う感覚を期待して、自分を信じて行こう行こう。。
    (本当は、いつもグラグラ揺らいでいるから、『自分を信じて』というのも
     すごく無責任な言葉かもしれません。。)

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