無間地獄

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著者 : 新堂冬樹
  • 幻冬舎 (2000年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877289591

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無間地獄の感想・レビュー・書評

  • 黒新堂冬樹の本の中ではこれが一番好き。くどすぎる文章、いい人が誰もいない世界観が一気に責めたてる。

  • 最初に無間地獄と言うから桐生が富樫組の3代目になる為の仁義なき戦いを期待したら、幼少期にまさかの親父の性的虐待の話しが出てきてヤバイ方の話しかなと思いながら読み進めてラストで笑ってしまった

  • いつもの黒新堂さんお得意の闇金&ヤクザもの。
    設定はベタやけど主人公『桐生』の深層は新堂さんにしては新しいんちゃうかな?と思いました。

  • 全く入り込めなかった。途中何度も読むの止めようかと思った。つまんなくて。

  • 著者は初。
    挫折するかと思った。コテコテな世界に口説い文章。入りきれないまま惰性で進めてたら、気付けばどっぷり。

    どいつもこいつも屑ばかり。
    ある人がある人に惹かれる要素が弱い気がしたが、ただただ哀しい結末。
    人間って本当醜いね、自分も含めて。

  • 実際に闇金融の世界で働いていたという著者の作品故、題名も相まってリミッターを外したリアル『ナニワ金融道』かと勝手に勘違いし、怖いもの見たさもあり手に取る。先ず驚いたの著者独特の比喩表現。SNSなんかの仲間内の受けを狙ったような言い回しのオンパレード。陰惨なストーリーとアンマッチで却ってシュールな笑いを誘う。でも、この手の表現は時の流れと共に確実に腐ると思う。玉城を陰謀に引きづり込む手段も非現実的。もうひとつのテーマについて、偏見は持っていないつもりだが貴重な時間を費やして読みたい話ではなかった。投了かな。

  • さすが、テーマの好みは別として、こういうものを書くとすごい。舌なめずりしていそう。おもしろかった。

  • イケメンが整形させられるとこが最強だった

  • 悲しい、そして切ない小説。
    幼い頃に受けた父親からの性的虐待と、その後の心の傷はあまりにも辛すぎる。

    金と暴力をめぐる腐臭漂うストーリー展開に少々辟易して、中盤は軽く追うだけにしてしまった。

    ラストシーン、腐臭漂う中で浮かぶ一筋の愛に、とても胸が締め付けられた。

  • 絶望に次ぐ絶望、いきつく果ては地獄。
    ここまでむごい展開をよく描ききるなぁ、と思う。
    でもそのスビード感はハンパなく、最後まで一気に読んでしまった。

    自分とは縁のない世界と思うからこそ楽しめたのか。
    でも改めて「借金は危険」と思う。

  • この人の書く暗黒小説は、鬼畜とクズとバカで成り立っている社会の話なので、「この人だけは助かって欲しい!」と思える人はひとりも出てこない。
    だから全然後味が悪くない。
    むしろサッパリする。 ←言いすぎ。

    ところで。
    「ムカンジゴク…?ムカンって何。造語?」…と思っていたあたしは、玉城よりバカだ。
    ムカンじゃなくてムゲン地獄なんですってよ、奥様。
    一番オソロシイ地獄のことなんですってよ、奥様。

  • 闇金の恐ろしさを書いたノワール小説。これを読んだら借金できないっす、マジで。裏社会をリアリティ持って描くこの著者はどんな経験をしてきたのだろう。例のごとくエグイのだめな人は読むべからず。

  • すごい表紙です><。。キーワードは、街金、桐生興業、玉城慎二、ゲイ。闇金の社会にグイグイ引き込まれました★

  • 桐生の信念は金と権力が世の中を支配する、だ。
    とにかく怖い。物語上の話だとしてもだ。
    桐生に狙われた人達は、必ず人間的に欠落している部分があるにせよ、そうなって仕方ないとは、どうしても思えなかった。

    また、圧倒的な人間描写がある。一見、過剰ともいえる人間描写だけれど、ちゃんとした意味がある。結果的にはいつの間にか、物語のなかで馴染んでいる。良くありがちな(僕だけかもしれないけれど)日を跨いで読んだ先に、登場人物を忘却してしまうという心配はほとんどなかった。張り詰めた空気の緩和剤、ブラックユーモアが飛び出してくるのも、面白味がある。これが結構好きだった。

    極めつけはプロットだ。それぞれの人物が書いた絵、それが複雑に絡み合っていく様は、驚愕に値する。下手なエンターテイメントをはるかに凌駕する力があると感じた。

    読書経験からすると、ノワール小説はスピード感溢れる文体と展開で、どんなに長編であっても長さを感じさせない。その魅力は、扱われる題材にも関係してくる。欠かせないのはバイオレンスや救いがない結末だろう。それが面白くなければ、薄っぺらな作品になる。

    だが、本作は違う。ノワール小説の要素を取り入れ、かつ長さを感じさせない作品であることに違いはない。しかし、大きな違いは金融のノウハウを出し惜しみしていない点だ。それは、法律の境界線を明確にした上で、闇金の恐ろしさを伝えるための伏線にもなっている。正直、門外漢の自分でも勉強になった。

  • 新堂冬樹作品を初めて読んだのがコレでしたが・・・

    色々グロくてキツィー(´д`)
    読みやすいので一気に読めましたが
    もう読んでる間も読後感も無理。

    個人的には向いてないなと・・・

  • ある意味どんでん返し。
    中々凄いツンデレが出てきます。
    主人公の幼少時代がマジ地獄。迫力のある筆致です。

  • 思わずうなりたくなる本。<br>
    読み出したら止まらない、人間について深〜く考えさせられる作品。<br>
    食後には見たくないです。<br>
    オチが最高で。

  • どんどん深みにはまっていく人間と
    はまらせる人間。
    人間の欲望が削りあい
    無間地獄を作っていく。
    結局どちらも地獄に落ちる
    そんな感じ。

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