捨てない贅沢

制作 : 128 
  • けやき出版
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本棚登録 : 100
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877514341

作品紹介・あらすじ

菓物の種をおやつに、野菜の皮を生活雑貨に。干して、漬けて、編み丁寧な暮らし。

感想・レビュー・書評

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  • 四季の食材を使った保存食や生活の知恵が紹介されている。
    ゆるっと季節感を楽しむにはいい感じ。
    枇杷の種は焼いて皮をむくと食べられるとか(大量に食べてはいけないらしいが)、柿酢の作り方とか。
    他にもそば枕の作り方とか草履の編み方とか。
    一つの事が凄く詳しいわけではないが、興味を持つきっかけになる。

  • 誰も食べてくれない時は、お風呂に入れる手があったか。なるほど...

  • 新型コロナウイルスの流行により家にこもる時間が長くなった今、この本を読んでみると、こういう時だからこそ、家で手間のかかると思われてきたことをゆっくり取り組めるのかも知れない、とちょっと前向きに考えることができました。

    何でも買ってすますのではなく、その加工品はどうやってできているのか、何が入っているのかを考える機会にもなります。
    そして、その手間だと思っていたことは、実は大した手間ではなく、時間をかける、待つ、ということだったということにも気づきます。

    タンポポ、ヨモギ、タケノコ、いちご、梅、緑茶、玉ねぎ、しそ、きゅうり、トウモロコシ、かほちゃ、スイカ、アロエ、生姜、きのこ、大根、麹…季節ごとの全50あまりの素材の紹介、効能、どう使えるかが記されています。
    干したり、炒ったり、煮たり、漬けたり。
    必要なのは、手間、というより待つ時間でした。

    捨てていた身近な素材にも実はこんな役割があったのだ!と新しい発見がいっぱい。
    昔の人たちの生活の知恵がたくさん詰まった1冊です。それを若者が実践しながら暮らしていることが凄い。

    今まで、緑茶とほうじ茶を別々に買っていました。
    緑茶を「たったの数分炒る」という作業だけで買うより美味しい、香ばしいほうじ茶を頂くことができ、手間が小さな幸せな時間へ変わりました。

  • think globally, act localy
    LEAN IN の人も本の中で似たようなこと言ってた。

  • 漬けたり、干したり、煎ったり、果物や野菜を余すことなく使うこと、食べること以外に利用することに、大変興味があるのでそれの入門としてはすごく取っ付きやすくていい本だと思う。これ図書館で借りたんだけど、買うことにした。

  • 果物の皮を乾燥させてお茶やお菓子作りに利用している。
    他に参考になるのがあれば、と思って読んだ。
    ローズマリーの株分けは やってみた。
    1週間くらい経つけど枯れてないので、根付くかなぁ。

  • 嬉しいのが、著者のあずまさんがいわゆる「田舎暮らし」ではなく、都内で暮らしながら実践されていること。身近で実現できる手作りの暮らし、真似してみたい〜。

  • タイトルが良い。
    パラパラ見て、知らなかった!試したい!というのはそんなになかったけど、機会があれば読みなおしたい。

    ・トウモロコシの芯からダシがでる
    ・青じそとクルミでバジルペースト風
    は試したい

  • 野菜や果物の皮や種までも有効活用して、おやつ、漬物、佃煮にしてしまう。おばあちゃんの知恵袋のようなレシピ集です。梅干しやみその作り方ものっています。

    東京郊外で昔ながらの丁寧な暮らしをしているという著者。自分と同年代の人が書いたとは思えない。私たちの世代でこんなに丁寧な暮らしを実現できているなんて、スゴイと思います。私も少しでも見習いたい!

  • わりと実践できそうな、暮らしの知恵が満載です。
    保存食や草木染め、野草の使い道など色々載ってます。

    やってみたいけど、なんか難しそう…と
    手が出せなかったことが、いとも簡単にできそうな感じで
    載っていて、これなら私も…という気にさせられます。
    どくだみのお茶、つくってみようーかな?

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