ウズベキスタンの桜

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著者 : 中山恭子
  • KTC中央出版 (2005年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877583545

ウズベキスタンの桜の感想・レビュー・書評

  • キルギスの誘拐事件にこのような話があったとは。

  • ウズベキスタンに日本大使として数年赴任した著者が当時を回想してウズベキスタンの紹介をしている一冊だ。

    大使ではなくなっても公人という立場上、日本政府やウズベキスタン政府、要人の批判などはなく、「素晴らしい国、素晴らしい人」という立ち位置での語りになっている。
    亡くなったカリモフ大統領は「独裁者」と評されることも多い人物だが、本作の中では非常に友好的で善意に満ちた政治家として描かれている。
    ややバイアスがかかっているのかなという感はあるけれど、それを差し引いても、ウズベキスタンが親日派で親切な国民性であり非常に魅力的な国であるように感じた。

    キルギスの日本人拉致事件の舞台裏などが書かれていて、複雑に入り組んだ中央アジアの国々の事情が垣間見えて興味深い。

    シルクロードの途上にあり、歴史深い国という印象が単純にあったが、ソ連の共産時代に伝統が大きく損なわれた経緯があったことなど、本作を読んで初めて知ることも多かった。

  • ウズベキスタンのナヴォイ劇場は日本兵が作った。当時の日本兵の働きに感謝するウズベク人が多いのは日本人としても誇らしいこと。

  • -2014/10/30
    あの中山恭子氏によるウズベキスタン大使時代の私的日記。綺麗な写真と上品な記述は他のガイドブックに見ない散文となっている。ただ、これが1800円の普遍的価値があるか疑問である。

  • 著者は北朝鮮拉致問題で活躍された中山恭子氏がウズベキスタンの日本大使だった頃、大使の立場からみたウズベキスタンの話です。ですので、旅のエッセイにある地元の方とのふれあい話や現地のローカル情報等は載っていません。
    ただ、ウズベキスタンの現状、大統領の人柄、ウズベキスタンから見た日本等々、私達から見えない(見えにくい)視点から書かれているので興味を持って読み進められます。
    旅情報とは異なるウズベキスタンを知りたい人におススメします。

  • ひすいこたろう・ひたかみひろ共著の「ニッポンのココロの教科書」で参照されており、シベリア抑留者のウズベキスタンでの苦労と今でも賞賛されている働き振りに興味を持ち、この本を手に取りました。今日本の教育では現代史をほとんど教えていないのが実態、こうした様々なるエピソードは日本国民として知っておくべきだし、誇りとしたい。

  • 元・在ウズベク大使の方が書いた本。
    ウズベキスタンについて、何も知らなかったのでとりあえず読んでみました。
    数年前の本ですが、邦人誘拐事件(恥ずかしながら私は知らなかったのですが)の顛末など、淡々と書かれていて興味深く読みました。
    中央アジアにおける日本の外交について、考えるきっかけにもなった気がします。
    現地での生活や、抑留日本兵墓地についての話なども興味深かったです。
    しかし専門書ではなく回想録のような内容なので、ウズベキスタンに関する詳しい情報や、中央アジア情勢を知りたい方には不向きかもしれません。
    「日本ではあまり知られていない国に赴任した大使は、何を考え、どんな仕事をしているのか」を知りたい方にはぴったりかと。

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