- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877586027
作品紹介・あらすじ
なんでもない毎日が、たんたんと積みかさなってゆくしあわせ。ささやかな出来事をていねいに拾い集めた人気料理家の飾らない日常。新しい「日記文学」の誕生です。「おまけレシピ」つき。
感想・レビュー・書評
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風が吹いて 雲が流れて 台所からは夕ごはんのいい匂い 吉祥寺にあったレストラン「Kuu~~ Kuu」のシェフを務めながら、テレビの取材カメラに追われ、雑誌のレシピ作りに夜なべする。スタッフのよき「お姉さん」として人生相談にのったり、本に涙して目をはらしたりしながらも、淡々と過ぎていく日々・・・。ささやかな出来事をていねいに拾い集めた、人気料理家・高山なおみさんの日常。「おまけレシピ」付き。
毎日のごはんが、シンプルで素朴なんだけど、美味しそう。
手作りの料理っていいな、と思わせてくれる。
ついついコンビニで済ませようとしてしまうとき、この本を読むと、自炊欲を高められる!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
料理研究家の日記エッセイ第1弾。「なんでもない毎日が、たんたんと積みかさなってゆくしあわせ」。何気ないのに深く染みる文章だ。毎日の生活をきちんと見つめて生きている人の言葉だ。この料理を作りたい。今日は晴れた。体調が悪い。そんな当たり前のことに当たり前に気付いて泣いたり笑ったりできる、その豊かさ。仕事に対して、頭も身体もフルに使うけど感情はいらない、そう言えてしまう潔さには仕事を持つ者として納得させられるものがあった。ごはんの描写のひとつひとつにもほっこりさせられる。ちゃんと食べるってとても大事なこと。毎日少しずつ読んでいきたい本だ。ちょっとまわりを見回してみようか、そんな気持ちになれる。
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5月末まで。
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なんかわかんないけど、読んじゃった。なんかはまる。こういう日記は飽きがちになるけど、シンプルな毎日の生活模様に少しずつ引き込まれていく。いい日記だ。
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2015/04/08 再読 クウクウで働いている。10年以上前の話だとは思えなく近く感じる。若々しくてこの当時ですら私より年上だとは思えない。もちろんいい意味で。
再読2016/09/19 -
2014、9、3
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料理研究家の高山なおみさんの日々のこと、ごはん、お店のことなど。
つらつらと書かれた文体がよしもとばななさんの小説を読んでるよう。
ページ左上にその日の献立がかいてあったりして楽しく、毎日の参考になりそう。 -
のんびりな高山さんの生活が楽しくて、一緒に一夏を過ごしたような気分になった。
毎日をたいせつに生きたい、いまいちばんそう思えて、この本も参考に。