ロマンティックに生きようと決めた理由

著者 :
制作 : 永井 宏 
  • アノニマ・スタジオ
3.71
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本棚登録 : 216
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877586331

感想・レビュー・書評

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  • カフェで拾い読みをする。
    「人間は思った以上のことができる、ということ」がきりはりしたパッチワークのような歌が広がっていて心を鷲掴みされた。

    誰だってできるならロマンティックに生きたいはずだ。日常をロマンティックにする秘訣はただひとつ。ロマンティックに生きる決意をすればいいだけのこと。こんなにロマンティックは溢れているのに、気づかないのは自分なのだ。

  • 誰だったかオススメされていて気になっていたので、古本屋さんで見つけて購入。

    カフェのオーナー・堀内隆志さん。
    「万人に受ける店は、チェーン店に任せておけばいいのだ。」
    「ある人にとっては良い人であるとしても、ある人にとってはやっかいな存在だってこともある。」
    「もうこの歳になると人の評判に左右されず、関わり合える人か否かは自分で判断したいと思っている。」

    絵描き・中川ワニさん
    「音は見るもの、絵は聴くもの」
    「絵は描ける人が描くのではなく、描きたい人が描くものなんだと思うようになった。」
    こだわりはあっても、執着はしない、人。すてきだ。

    最後に、編者である永井宏さん
    「それまで、随分いろいろな人に迷惑を掛けたし、お世話にもなったし、面倒にも巻き込んだ。ちょっと卑怯なのだけれど、そんなことは奥に仕舞い込んで、せっせと夢を描く。」

    この一文がなんだかとても好き。

    周りにいる目に浮かんでくるあの人やこの人に、こんな一文一文を綴ってもらって読んでみたいと思った。

  • 図書館の普段見ない棚にあって(こどもが借りているのを待つ間にふと目に入った。だって題名が……)、しかも「寄贈」だった。
    ぺらぺらめくって、いまいちだったか、と思ったけれど、良い言葉もあった。
    懐かしい、大学のときの恋人と行っていた葉山に、また行きたくなった。

  • 転職祝いに頂いた本。なんとなく読む気になれなくてやっと読んだ。読むべきタイミングだったんだと思う。

  • もう何度読み返しただろう。
    読みやすくて、飾らない文章が良い。

  • 自宅ソファーで読了(14/100)
    むぅ、この雰囲気は嫌いじゃないけど、精神状態的にもの足りぬ、、、。

  • ひとりごとのような言葉が、脈絡もなく、思いつくままに、並べられる。
    エッセイだけど、詩集のような・・・
    とても素直な、シンプルな本だと思った。
    きっと、自分の魂に従っている人は、みんなシンプルなんだろうな・・・。
    なんといってもタイトルが素敵です。
    誰もが、ほんとうは思っていることなのかも。

  • 鎌倉や逗子の海は憧れでありここ3年くらいの私にとってとてもターニングポイントな場所。一番最近やと逗子に月の大きい日に海を見にふらりと行ったけどやっぱり特別。そんな頻繁にいかんくせに、いつもそばにおってほしいなーと思う場所。
    海辺のギャラリーに集う方々のリレーエッセイ。
    どの方もびっくりするくらい素敵やけど岩崎有加さんの文章にとても惹かれた。めちゃくちゃ逢いたくなった。悔しいくらいに読み返してしまう。

  • 短い文章がなんとなく好き。
    カッコつけきれてない情けなさがなんとなくいい。

  • 湘南の爽やかな風と潮の香りが漂ってきそうな爽やかな本。

    何気ない風景も新しい目線で眺めることで景色が変わる。
    感性が研ぎ澄まされる感じで、衝動買いだったけどいい買い物したなって思える本でした。

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