記憶のスパイス

著者 :
  • アノニマ・スタジオ
3.59
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本棚登録 : 188
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877586393

作品紹介・あらすじ

全日空機内誌「翼の王国」に連載されたエッセイ「記憶のスパイス」が書き下ろしを加え一冊になりました。

感想・レビュー・書評

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  • 文章も書けて 料理も出来る。それがすこぶる美味しそう!ってなんて素敵な事なんだ!

    旅のエッセイや子供の頃の記憶 思い出 …
    を綴って料理の写真とレシピを紹介。
    料理はいたってシンプルな物が中心でされどタイトル通りスパイス!パンチが効いてる物ばかり

    いくつかのレシピを控えました(笑)

  • 大好きな『翼の王国』の連載をまとめた本。写真がとても素敵。
    ペルーにとても行ってみたくなった。沖縄、新潟、広島、福岡と日本もいいとこばかり。

    ●ペルーのオレンジジュース
    ●風邪っぴきのラーメン(ヌードルに玉ねぎのみじん切りを入れてお湯かける)
    ●お粥(鶏ガラスープとにんにくチップ、おいしいだろうなー)
    ●お麩のグラタン(オーブン買ったら作ってみたい)
    ●ココナッツミルクのお汁粉
    ●砂肝のにんにく炒め(白ワインにあうそう)
    07.01.04

  • 2015/05/08 読了

  • 文章と写真がきれい。
    紅いものチップス
    ケチャップ味の焼きそば
    タイ風煮豚ライス
    チヂミジャガイモの丸焼き

    なんかは作ってみたい。

  • 文章と写真が素晴らしかった。
    小さい頃を思い出す様な、忘れてしまった気持ちを思い出す。
    大概の人が忘れてゆくであろう、情景をひとつずつ覚えている人だ感じました。

  • このひとの言葉は美味しい。

    全部に物語がある。写真も良い。ジャンルの判らない不思議な素敵さがある本。

  •  もちろん、レシピも好き(休日で心身ともに余裕のある時に作る)なのだけれど、この人の書く文章がかなり好き。大型本であるが、レシピではなく、エッセイのついた写真集のカテゴリ。字体が大きいせいか、文章が少ないせいなのか、なにか物足りなく思ってしまう。

  • 料理家高山なおみ氏の本ですが、カテゴリをdesignにしました
    なぜなら、写真がすばらしいから。

    「たべる しゃべる」で大好きになった齋藤圭吾さんが写真を担当されています。
    食べ物と、それにまつわる旅の記憶。
    レシピも載ってますが、この本に関してはそれはメインじゃないと思う。

    料理本の「おいしく」撮ったしゃしんじゃなくて、
    そこにある ありのままの物体を撮ったしゃしん?
    見開きの写真は確かに大きく料理だけを映しているんだけれど、
    この写真が捉えてるのは、それだけじゃない っていうか
    画面の外に映るものも一緒に入っている気がします。

  • 作れそうなのはネパールのヌードル・スープくらい?(笑)。地鶏モモ肉を50分かけて弱火で焼くのも挑戦してみるか。

    蝉が鳴き、洗濯物がひるがえる。カンカン照りのお昼どき、母がシミーズ姿でタオルを首にかけ、箸を持って庭に出てくる。氷水を浮かべた冷やご飯を片手に、ひょいと梅干しをつまみ、縁側に腰掛けてサラサラかっ込む。私は、母のお尻の辺りにごろんと寝そべり、柱に足をくっつけて、ひんやりした場所を探している。

  • 匂いや味の記憶ってあると思う。
    むしろそれと結びついた記憶は
    深く刻まれているような気がする。

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著者プロフィール

1958 年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い。著書は、経験や体験に裏打ちされた料理書や料理エッセイのみならず紀行記や日記、絵本など多数。

「2023年 『帰ってきた日々ごはん13』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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