- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877586638
作品紹介・あらすじ
若い友人たちの結婚にしあわせをわけてもらう、秋から冬への日々。はじめての仕事が、暮らしに小さな変化をもたらした冬から春への日々。毎日の出来事を深呼吸するように味わい描く、日記エッセイ第10弾。2006年9月〜2007年2月。「おまけレシピ」つき。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2015/09/12 再読
スイセイさん登場。なかなかの文センスにびっくりするの巻。CMの仕事で中国に行ったりなんやかんやと忙しそうです。読んでいると、眠気を誘われます《退屈とか面白くないではなく》寝てしまいました(笑) -
130704*読了
初の日々ごはん。
いいなぁ。他人の日記であり、ごはん記録なのに、こんなにもおもしろいと思えるなんて。
高山さんの日々(それもリアルタイムじゃなく過去から見る日々)にもぐりこんで、一緒に体験しているような気になる。
毎日のごはんに、お腹が空いてくるのはもちろんのこと、やる気みなぎっている日だったり、何にもしたくない日だったり、気分の波をそのまま日記でも伝えてくれるところに、親近感を感じる。
周りの人たちのあたたかさも、すてき。 -
飾らないことばで語られる日々のこと。作者の誠実な人柄がよく分かる。
-
自分にとっての一気に読んでしまうのがもったいない本の中の一冊。ゆっくり読んでいろんなことを考えたい本でもあります。いろんなことを考えたり見たり感じたりしながらゆっくり生きていきたくなる。文字だけの料理(セロリの葉と春菊のおひたしとか)どんな料理か想像するのも楽しみです。
-
高山なおみさんの日記シリーズ。私はさかのぼって読んでいます。どの本もていねいに書かれているのだけれど、この本はなんだかとても好きです。
-
音楽のつつましい願いと今日の漬け物読んで、みたいな。
-
料理研究家高山なおみさんの日々を綴ったものです。一巻から読み進めてますが、ここにきて朝ごはんを食べるようで、なんだか安心(?)しました。
相変わらず、日々ちょっとした想いや空気を、さらっと文章に織り込んでる辺り、秀逸です。 -
高山なおみさんの文章は読んでいてほっこりします。旦那さんのスイセイさんの一言がすごくいい味だしていると思います。広島弁いいなぁって思っちゃいます。
-
感想は8と同じ。
全てがよい。高山さんの語り口調も、どんどん自分らしさが出てきている。