日々ごはん 11

著者 :
  • アノニマ・スタジオ
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本棚登録 : 173
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877586881

作品紹介・あらすじ

雲の上ですごす。車のおもしろさを発見する。人々がひきついできた歴史のすごさや営みを思う。感じながら、積み重ね、熱を放射しながら続いていく日々。日記エッセイ第11弾。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の高山なおみさんが、吉祥寺でkuukuuをやっていたころ
    よく妹と通いました。
    なんか懐かしい思いでいっぱいになりながら読みました。

    日々ごはん、こんなに出てるのに…
    いきなり11巻から読み始めてしまった。。。
    ゆったり時間が流れている暮らしぶり。
    お子さんが登場しないので、夫婦ふたりだけの暮らしのように感じちゃいます。
    お友達や、仕事、美味しいごはんも興味深いです。
    スイセイの留守ごはんが手抜きしていて身近に感じたり(笑)
    東京で暮らしていても、自然豊かな景色が目に浮かぶような本です。

    さかのぼって読んでいこうとおもいます。

  • スイセイ留守ごはんの味わい深さ。。。

    一日目
    けなげな生き物「みい」が出てった。
    →けなげな生き物という表現がすごく好き。

    なんだか、やたらに懐かしい物体が目の前にいるのだけど、ほんの一瞬だけ、誰だか分からないような感じになった。でも、その物体の中に宿るスイセイのことはすぐに分かった。帰ってきて、そのスイセイにまた会えた嬉しさで、体がいっぱいになる。→こんなふうに旦那様のことを思えたらいいなぁ。。理想。

    野外のライブって、体の周りにも、客席全体をとりまく空気の中にも、音楽がふわふわといっぱいに舞い上がっている。あちこちで実際に上がっているシャボン玉みたいに。ナツコは「海の中にいるみたいだ」と言っていた。ほんとうに。ひとりの世界に潜っていくというよりは、真空の音の世界に、「クラムボン」のメンバーも、そこにいる大勢も、いっしょくたにいるような。それを感じながら体を動かしているだけ、楽しかった。→まさに。野外の良さを映し出すなおみさんの描写が素敵。

    最近、夕方の外というものを満喫している。オレンジ色のスジが浮かぶ空や、涼しい風や。腕を直角に曲げて、汗ばんだわきの下に風を通す。この気持ちよさは、走ったり、歩いたりして汗をかき、ほどよく体がくたびれないと味わえない贅沢なこと。→ほんとそう思う。

  • 再読 2015/11/09

  • 素のままの作者の姿に癒やされて、力をもらう。無理せずに頑張ろうと思う。

  • 高山なおみさんのていねいな仕事ぶりが伝わってきます。今回は仕事の話が多めかな。

  • 高山なおみさんの日々の記録です。
    今回は中国へ行く機会が多く、ご主人のスイセイさんが記す日記も何度かあります。
    スイセイさんも、高山さんと同じく内面を書き起こす方で、なんとも読みがいがありました。

  • やっと11巻読了。2年前の日記だけど、ちょうど今の季節のところで、後半はぐいぐい引き込まれた。
    スイセイさんの留守ごはん日記も相変わらず好き♡
    レシピもどれもやってみたい。中国風のお焼きに丹治君のカルボナーラが特に!

  • 冬が終わった春先からぐんぐん読めた。

  • ま、ここはちゃっちゃと済ませよう。
    そいで自分をやろう。

    なんとなく気にいったスイセイさんの一言。

    丹治君のカルボナーラ(2人分)
    スパゲティ140g ベーコン(固まり)50g 卵2個
    粉チーズ大さじ3 オリーブオイル小さじ3 その他調味料
    ①フライパンにベーコンとオリーブオイル(小1)を入れて強火で炒める。
    ②パチパチしてきたら弱火にして、じっくり炒める。色がついてきたら水1/2カップを入れ、強火で煮詰める(塩味の液を作る)。水から半分くらいの量になったら、さらに1/2カップの水を加えてひと煮立ちさせ、残りのオリーブオイルも加えて火をとめる。
    ③塩を加えた湯で表示より2分短めに茹で上げたスパゲティを、②のフライパンに入れて大きくかき混ぜながら、ベーコンの味の水分を吸わせる(まだ火はつけない)。
    ④水分がほとんどなくなってきたら卵液(卵、粉チーズ、チリパウダー、塩ひとつまみをよ~く混ぜたもの)を加え、かき混ぜる。
    ⑤はじめは水っぽくても気にせずに、中火をつけてとにかくかき混ぜる(卵がちょっとでもとろりとしてきたらすぐに火から離し、まだまだかき混ぜる)。
    ⑥かき混ぜる手が「ぐっ」と重くなったら完成間近。
    ⑦ねっとりとほどよくとろみがからんだら完成。
    ⑧皿に盛り、黒こしょうをふる。

  • 寝る前に寝ながら読んだ。冬に読んでもいいけれど、自分の中では、裸足で体も気持ちよく伸ばしながら、子供部屋の陽のあたるお布団の上で読んでいる気分。

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著者プロフィール

1958 年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い。著書は、経験や体験に裏打ちされた料理書や料理エッセイのみならず紀行記や日記、絵本など多数。

「2023年 『帰ってきた日々ごはん13』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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