聡明な女は料理がうまい

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著者 : 桐島洋子
  • アノニマ・スタジオ (2012年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877587123

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聡明な女は料理がうまいの感想・レビュー・書評

  • ブックフェアのアノニマ・スタジオさんのブースでお勧めしてもらって購入しました。
    著者は桐島 洋子さん。
    1976年に発行された本の復刻版です。

    この本で初めて著者のことを知りましたが、調べれば調べるほど自由奔放でおもしろい女性です。
    そんな彼女のユーモアと機知に富んだ内容が詰まった1冊で、ここのところ料理に前向きなのは間違いなくこの本の影響です。
    冷蔵庫にあるものでささっと料理を作れる女性、心から楽しめるホームパーティを主催できる女性、素敵ですよね。

    料理が得意な人であれば、本書に書かれている食材の分量を見ながら料理が作れるのでしょうか。
    私はとてもそんなレベルではないものの、美味しそうな料理を頭の片隅にメモして、想像し、自分もまずは何か作ってみようという気にさせられます。
    そして注目すべきはこれが単なる料理本ではないところ。料理という軸を通して、世界を駆け抜けた女性の生き様に触れられます。

    初めて刊行されてから30年弱経ちますが、ちっとも古臭くなく、色褪せない1冊です。
    面倒くさいな、料理とか。なんて思ってしまう時は、この本を読んで背筋を伸ばしたいと思います。

  • 題名を見たときに、これは、と思って購入した。聡明な女(一度でいいから言われてみたい)は料理がうまいなんて。1970年代に書かれたものらしく、筆者の強めの物言いには驚いたけど、自分の中でうまく読んでいけば、むしろ痛快にすら感じる。好奇心旺盛で負けず嫌いで食べることが大好きな女性(これは私だ)は、ぜひ!!

  • タイトル通り!
    桐島さんの言う「聡明」とは、自分の目で見て確かめて自分の頭で考える人のこと。

    あらゆる家事の中でも料理は献立の組み立て、効率よい段取り、出来上がりのイメージ喚起、など仕事に通ずる因子が多く、私の周囲を見渡しても料理の手際のいい人は聡明であり仕事もデキる。
    70年代に書かれたものではあるが、本書は料理というファクターで語る「生き方」論でもあり、時代は移ろうが根本的な指針は何も変わっていないのだ。


    琴線に触れたフレーズ。
    『ぬかみそと脳みそはたまにかき混ぜないと』人と大いに会って話すべしとブレーンストーミングを説く。

    『商売繁盛の業者が”うれしい悲鳴をあげる”、判決を聞いた被告人が”ガックリと肩を落とし”といった便利で耳触りがいいけど紋切り型の常套句を使うことなく、自分なりの表現をすべし。』


    型通りのお仕着せを嫌い、イージーに流れることなかれ。
    いつの時代もカッコイイ女は「自分」を分かって持っている人なのである。

  • バイブルに決定!
    時々うるさい姑か?!と感じる部分もあるけれど、総じて正しく、背筋と歯ごたえがシャキッとするお料理エッセイ。ためになります。

  • たぶん作家自身が男っぽい雰囲気な感じ。しゃきしゃきしてそう
    粉末だしとかレトルトに頼らない生活を送りたくなる(無理だろうけど)
    料理エッセイだけじゃなく、この人の生き方を感じる。

  • 食べることは生きること。最近色々なところで聞く言葉だが、この本を読んで改めて思う。

  • きたなき台所で、もくもくと料理を作りたくなる。エネルギーが湧いてくるたのしい本であります

  • 70年代に発表された料理エッセイ。

    読んでいてわくわくする
    知的好奇心もあるし
    純粋に料理が美味しそうってのもあるし
    何よりも作者の桐島洋子が本当魅力的
    強いんだけど女性らしさもあって
    そんな女性に憧れるのは
    今も昔も変わってないってことですね

    人生ってこんなワクワクするもので満ちてるよね
    と、いい気持ちになるエッセイでした。

    そして聡明っていい言葉だな。

  • 料理に関するポジティブな意見がたくさん。朝ご飯食べた後すぐに「今日の夕飯どうしよう」とか考える暇があったら、食欲やスーパーの買い物で、食材を見繕ってパパッと作れ!みたいな。
    最初から最後まで守備一貫。

  • 初めてこの人の文章を読んだが、笑ってしまうくらいに言葉の使い回しが面白い。飽きない本。自分と重なる部分が遠く改善したいことも多々あり。

  • 70年代の作品? 今の世の中にも頷けることがたくさんある。

  • 桐島洋子さんはホントに良い。また料理がしたくなってきた。

  • とても面白かった。
    お料理に対するスタンスが変わりそうな気が!

    著者のことは全然知らなかったのですが
    ウィキで調べてびっくり~
    凄い方なんですね!
    妊娠かくして働き続けるって。
    妊婦の今だとしんじられない!すごすぎる

    文章からもパワーが伝わってきます
    そしてパワフルすぎるので、元気なときに読むほうがいいかも笑
    一気に読み切るタイプの本ではなく
    ちょこちょこ読む感じかなぁ

    本棚においておきたい一冊です♪

  • 大変面白かったです。
    登場する様々な料理はとっても美味しそうで、文章から味や、香りや彩りまで伝わってきます。こじゃれた見かけ倒しの料理でなく、素材を存分に活かした料理の数々に私の胃袋も盛大に反応していました(笑)

    この本との出会いは、料理のレパートリーを増やそうと図書館で本を探していたときのこと。
    様々なレシピ本や”食と健康”の類の本の並ぶ中、明らかに浮いたタイトルの本を発見。最近物忘れが悪化している自分を思い返し、もしや料理を頑張れば良い事が?!と手に取りました。

    どうやら思っていたような内容とは違うな、それにしてもなかなか偏った考え方だなと面白がりながら読み始めましたが、作者の友人もなかなか個性的な方々のようで、物語を読んでいるような楽しい気分でした。
    特にドクターの初めての料理のところが良かったです。
    その日のシェフがドクターであると知り唖然呆然とする一同…(笑)
    処女作に難しい、そしてとびきり美味しそうな料理を持ってくるというのは名案ですね!
    友達にもぜひこの方法を勧めたいと思います。私も一人暮らしを始めた当初は、「これからは自分の好きな料理をたっぷり作れる!」とわくわくしたなあ~。難度問わず立ち向かったあの気持ちが大事だったんだなと納得しました。

    五章以降はジャンルごとに様々な料理の紹介が始まります。
    その料理が、とっても美味しそうなのです。
    写真は全くないのにも関わらず、美味しそうな見た目も目に浮かびます。ああ美味しそうだな、食べたいな~とうっとりしながら読み進めました。
    作者の方は仕事で世界各地へ出かけられるようで、ルポタージュとしても楽しめました。

    そして、これだけの量のレシピをご存じで、かつ実際に食し、料理する事ができる桐島さんはすごい方だなと、
    なるほど聡明な方というのはこういう方なのだと納得。
    面白い本を見つけたな~と思いながらあとがき・作者紹介を読んでみると、こちらの本、ベストセラーだったのですね。一人恥ずかしくなりました(笑)

    今回は図書館で借りて読みましたが、手元に置いておきたい一冊です。

  • 大胆な言葉を使いながら料理について喝を入れてくれる。キッチンに毎日立って料理をする身としては、丁寧で美味しい料理を作る桐島さんの心意気が伝わる。私のずぼらな料理が浮き出てきて、恥ずかしくなってくる。女性だけではなく、料理をする男性も読めば、ここに書かれている道具を揃え、料理を作りたくなってくるはずだ。 桐島かれんさんのお母様だというのは、最後に分かった。かれんさんのファンとしては、お母様の著書に触れることができて嬉しい。

  • 料理というのは、個性や才能がメリメリと生きる創造的な仕事だから、他の家事はともかく、料理だけは他人にまかせたくないと、意欲的な女なら思うものである。のだそうで、部分的に他人にまかせてもいい気がするが、確かに個性や才能は生きるのかなと思った。

  • バリバリ働き人生を謳歌してる女性こそ、料理の本質を楽しむべきだ。
    なぜなら、料理とは食べるための行為すなわち生きるということに直結する行為だから。
    あるものでぱぱっと料理を作れたり、ホームパーティを難なくこなせる女性こそ、仕事ができる聡明な女性。
    ・・というような主旨と理解しました。

    図書館の予約本コーナーにあるこの本を見つけてタイトルにひかれ、その場で予約しました。
    一昨年くらいのCREAでこんなタイトルの特集号あったな。

  • 20世紀最大の奇書…
    まだレシピという言葉がなく
    女性の自立「ウーマンリブ」
    という言葉から
    「キャリアウーマン」という
    言葉が生まれるのにそう
    時間はかからなかったが…
    70年代のベストセラーで
    当時、こんなにも情熱的に
    寝ても覚めても自分の言葉で
    料理を語っている人は
    古今東西お目にかかったことは
    ないです。
    最後の世界料理に至るまでが
    夢のように美味しい文章で
    敢えていうなら全ての
    料理人必読書です。

  • この題名に惹かれた。

  • 20150125読了
    ブックカフェに居座ってぱらぱらと。合わない箇所もあって、飛ばしながらつまみ読み。70年代のベストセラーで、2012年に復刊されたのだそう。
    20170501 文庫版を購入

  • 悪くないけれど。
    残るものもない。

    深く入っていく感じがない。

    エッセイといえばそんなものかもしれないけれど。

  • 松浦弥太郎さんが解説を書いているというのと、いつだったか、暮しの手帖でいろんな方がオススメ料理本として挙げていた特集があって、気になっていた。

    読んでみると、世界中を旅した著者のウイットのきいた語り口が辛辣で小気味良い。
    でも、前半はあまり共感できず、ページもなかなか進まなかった。
    後半、国ごとや季節ごとの料理のコラムは、独断と勘によるレシピのようで、その国や季節を思いうかべさせる勢いがある。
    自分自身の旅の出会いを思い起こしながら読んだ。

    松浦弥太郎さんの解説は、この本の魅力をさらに引き出してくれていると思う。

  • ほんっとにこの人料理出来る人であり、聡明な人なんだなー

  • 「料理を愛する心は人生論よりためになる」、「すぐれた女性は必ずすぐれた料理人である」等々、痛快な語り口が小気味よく、時代を経て肝に銘じたくなる内容が満載のエッセイです。
    「料理」に必要なのは、技術ではなく愛である。毎日の食事を、自己表現できるクリエイティブなものととらえた途端に、工夫や喜びが生まれ、もっとおもしろく自由に生きられる。環境や道具が進化したとしても、そうは変わらない心が伝わります。そんな心の持ちように加えて、台所を賢く支配するための道具選びから具体的なレシピまで、実用的なアイデアも。松浦弥太郎さんによる解説も必読です。1976年に初版が刊行された、作家・桐島洋子さんの名著の新装復刊版。

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