ケイゾク/小説 完全版

著者 :
  • 光進社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877610357

感想・レビュー・書評

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  • 捜査一課が音を上げた迷宮入り事件を建前上
    「捜査鋭意継続中」の構えで作られた部署「ケイゾク」。

    未解決事件のファイル収納倉庫の中にある
    静かでだらしない時間が流れる警視庁捜査一課弐係。

    東大卒で、9歳の頃から迷宮入り事件をスラスラと
    解決してしまう頭脳の持ち主にして変人「柴田」。
    辛い事件を抱え、自分が死ぬための狩りを続ける男「真山」。

    難事件の陰で複雑に巡らされた糸と闇の
    点と点が合わさっていく面白さにぐいぐい惹きこまれる。

    人の記憶や感情の脆さ。
    家族を殺され、誰も信用できず、
    すべてを疑い苦しんできた人たちの想い。

    人が人を想い、人が人を憎む。
    交錯する無数の思い、無数の罪、無数の罠
    夢と現実、生と死の狭間で最後に残る想いの断片。

    西荻さんの世界はいつも中毒性を孕んでいて蠱惑的!

  • ドラマが好きすぎて買いました。

  • “あの~犯人わかっちゃったんですけど…”

    天才KY刑事といえば柴田純
    このキャラの立ち方は個人的に冬彦さんに匹敵すると思います
    (きっと若者には“冬彦さん”は通じないんでしょうけど…)

    推理小説としてのクオリティはさておき、
    警察を舞台とした人間交錯劇としてはとても面白いと思います

    中谷美紀さん、渡部篤郎さん、竜雷太さん、野口五郎さん、泉谷しげるさんなど
    キャストがイケてい過ぎるので本<ドラマにはなってしまいますが…
    あと、何回読んでも最後泣いちゃいますね…
    真山さんはやっぱりカッコイイです

  • ケイゾクの文庫に入っていない続きの話もあるため、その部分だけ読んだ
    やっぱ面白いなー。この続きは映画になっているようなんですが本はないのかしら。いまさらながらケイゾク続き読みたい。

  • ドラマ+未発表作の完全版。<br>
    柴田&真山の推理も素敵だけど、不器用な恋愛部分もニクイです*´`

著者プロフィール

脚本家。代表作に「ケイゾク」ほか

「2020年 『SICK'S 厩乃抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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