瀕死の双六問屋

著者 :
  • 光進社
3.61
  • (5)
  • (7)
  • (16)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877610487

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2013年12月03日読了。キヨシローによるエッセイ・雑文・マンガ・イラスト・オススメ曲紹介とガッタゴッタ煮の雑誌「TV Bros」連載記事の編集本。ちょっとした言葉の選び方・フレーズにいかにもな「キヨシローらしさ」ひねくれ・子どもっぽさ・純粋さ・怒り・センチメントなどが感じられる。穏やかな前半・イントロから虚実入り混じりどこだか分からない地点へ展開していく構成や文章のリズムも大変面白い。もちろんマンガ・イラストの味もなかなかのもの、読み応えあった。1998~2001年という連載期間が「冬の十字架」発売中止にまつわるゴタゴタとかぶる時期であり、単純なレコード会社批判的な文章が目に付くのは読んでいてあまり気持ちのいいものではないが・・・それもキヨシローの純粋さゆえ、か。彼が今生きていたら何を思い、どう活動していただろうか?

  • 高校生のときに読んだ。2000年。
    付録のCDが素晴らしい。フリーターの歌。
    ー仕事を持ってちゃ、フジロックにも行けません。

    「本当に必要なものだけが荷物だ!」

    「人には2種類ある。クリエイティブな奴と、そうでない奴。
    人に使われてる奴と、自分で作り出す奴。」
    「ブルースを忘れるな。」
    「自分の夢を実現するにはおとなしくしてちゃダメだ。」
    「俺が笑いながら作った歌に目くじら立てるような奴、
    相手が小さすぎる。」
    数々の明言がたくさんちりばめられた本。

  • 友人に『瀕死の双六問屋』CDもダビってもらいました。感謝!

  • ROCK MY SOUL!YES!

    清志郎のお薦めmusic紹介付きで、2週間置きに約2年間に渡って綴られたつぶやき。
    ことばが音楽のように心に滲みわたる。
    なぜだろう、そこには愛があるから!
    愛って言葉をこんなにカッコよく言い放てる大人になりたいものです。

    選書:川島

  • 2009/8/22

  • 絶版にならないうちに早く買うんだ!清志郎の才気あふるる文章はもちろん、付録のCDが最強!「瀕死の双六問屋のテーマ」「遠いシナリオ」「フリーターソング」どれも鳥肌モノです。

  • 文章のリズム感が好き。

  • ロックであり続ける。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

バンドマン。1951年4月2日-2009年5月2日。1968年、高校在学中にRCサクセション結成。1970年、「宝くじは買わない」でデビュー。「ぼくの好きな先生」「雨あがりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」「スローバラード」「い・け・な・いルージュマジック」など多くのヒット曲を放ち、日本のロックシーンの開拓者として、後続のバンドマンたちへ多大な影響を与える。1991年にバンド活動休止後も、ソロ活動のほか俳優、絵本の執筆、サイクリストなど、活動は多岐にわたる。また日本語の使い手としての才能も高く評価されており、『エリーゼのために』『十年ゴム消し』『瀕死の双六問屋』など著作多数。

「2020年 『使ってはいけない言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

忌野清志郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×