どんな仕事も楽しくなる3つの物語

著者 :
  • きこ書房
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本棚登録 : 994
感想 : 155
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  • Amazon.co.jp ・本 (105ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877712310

感想・レビュー・書評

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  • 本当の意味で仕事をする方法が書かれています。技術ではなく、どのような心構えでいるべきかを教えてくれる本でした。
    3つの仕事に関する話があり、5つの心構えが記されています。シンプルな構成ですが、だからこそ分かりやすいし響きやすいのだと思います。
    特に最初の駐車場の管理人の話はとても良い物語でした。

  • ハッとさせられました。
    やっぱ大人は子供に夢を与えてなんぼですね。
    特に仕事は。

  •  100ページちょっとの薄い本なので、1時間ぐらいで一気に読める。でも、中身は深い。
     「3つの物語」は、著者が実際に会って話をした人たちの実例。登場人物の3人は、駐車場の管理人、タクシー運転手、ペンキ屋という一見地味な仕事であるが、彼らが共通して素晴らしいところは、自分なりに仕事の意味を見出し、創意工夫をし、顧客に感動を与えていることだろう。
     自分自身、就職して四半世紀以上が経ち、惰性になったり、スランプを感じたりしていたときに、本書を手に取った。お客を感動させることは簡単ではないかもしれないが、お客の喜ぶ姿を想像しながら仕事をすることなら、すぐにでもできそうだ。そうすることによって、「作業」が「仕事」に進化していくということだろう。 何のために働くか、シンプルだけどとても大切なことに気付きのきっかけを与えてくれる一冊である。
     「福島正伸」という著者の名前に覚えがあって、自分のブクログの本棚を検索すると、5年前に1冊読んでいた。「リーダーになる人のたった1つの習慣」という本である。同書のポイントは、「人を変えたければ、相手を感動させ、一緒に感動する」ということだったが、本書にも通じるところがあった。
     http://booklog.jp/users/kiyotchan/archives/1/4806131113

  • 著者は、早稲田大学卒業後、コンサルタント会社に就職するも同月退社。その後、様々な事業に挑戦しその後㈱就職予備校を設立。他人の成功を応援することを生きがいとしており、企業経営者、ビジネス書のベストセラー作家等、多くの人からメンターとして慕われている。

    著書に「メンタリング・マネジメント」「起業家精神」「感動と共感のプレゼンテーション」「起業学」等多数。

    働くすべての人が、「働くことの本当の意味」に気づき、自分の仕事で感動を得られるようにと活動している中で多くの人に元気になって仕事を楽しむ生き方をしてほしいということを願い本書は書かれている。

    「生き方、考え方を変えればよい」を根本として本書は構成されている。
    大きく分けて2章
    ①どんな仕事も楽しくなる3つの物語
    1、駐車場管理人
    2、タクシー運転手
    3、ペンキ屋
    ②仕事が感動に変わる、5つの心構え
    1、仕事の意味を考える
    2、ものごとを前向きに受け止める
    3、自己原因で考える
    4、自分の可能性を信じて、自分らしくやる
    5、目指すことを、あきらめない

    本書の帯には「ひすいこたろう」「浜口隆則」「大嶋啓介」というビジネス書がお好きな人は聞いたことのある3人の紹介がずらっと並んでいる。ビジネス書の作家が慕う著書の作品。その帯を見て非常に興味をそそられた。

    しかし、本書も奇抜なアイデアや楽して効率良くというような類のことは書いておらず、正直に真面目に一生懸命というような非常にシンプルな原則が紹介されている。しかし、その説明は非常に胸の奥を優しく包み込むような表現となっている。

    飾らない言葉。研磨されてピカピカになった言葉がその文章を紡ぎ出している。単純だけど奥の深い、読んで考えれば世界が広がるような噛めば噛むほど味が濃くなる魔法のガムのような良書であった。

    おそらく、文章よりも講演のような場所で実際に声を聞く方がよりその凄さがわかるのではないかと思う。機会があればセミナー等にも参加できればと思う。

  • 福島さんの本はよく読むのですが、今回は特に読みやすく感じた。
    仕事が感動に変わる5つの心構え
    ①仕事の意味を考える。
    ②物事を前向きに考える。
    ③自己原因で考える。
    ④自分の可能性を信じて自分らしくやる。
    ⑤目指すことをあきらめない。
    のうち、②③については、いつも福島さんが述べていること。
    今回は、①と⑤に特に感じ入るものがあった。
    ①どんな仕事でも必ず意味があるし、意味を求めていくことが、やりがいに通じる。
    ⑤あきらめなければ、全ての人(たとえ、邪魔しようとする人)の言葉や言動が応援歌になっていく。
    改めて、自分の仕事を振り返りたい。

    • allblue300さん
      shind003さん
      まず目の前の事柄に取り組むこと。それが大前提ですよね。
      でも、心と体がついてこない(一生懸命になれない)ことってありま...
      shind003さん
      まず目の前の事柄に取り組むこと。それが大前提ですよね。
      でも、心と体がついてこない(一生懸命になれない)ことってあります。
      そういう時の解決策をうたっている福島さんの書籍ってありますか?
      allblue300
      2012/05/04
    • shind003さん
      allblue300
      おっしゃる通り、目の前の事柄に取組み、近くの人に尽くす、これが前提ですよね。
      だいぶ前に福島さんのセミナーを受けたこと...
      allblue300
      おっしゃる通り、目の前の事柄に取組み、近くの人に尽くす、これが前提ですよね。
      だいぶ前に福島さんのセミナーを受けたことがありますが、基本はアゲアゲ系で、ついていけない人はついていけないかもしれません。実は、本書は比較的取り組みやすいと思って、精神的に少し参っている方に薦めてみましたが、これもあまり良くなかったようです。
      先日、桑原守正さんの講演を聞きましたが、同じアゲアゲ系でも元気をもらいました。
      2012/05/04
  • ●ある意味きれいごと。だけど、こんな風に物事を考えられたら、こんな風に仕事に取り組めたら、とてもいい人生を歩める気がする。
    と、思わせてくれる本

    ただ、全部が全部そんな風にうまくいくはずない、とイライラしてしまう自分がいる。
    ⇒前向きな気持ちになっている時に読みましょう。または、どん底の時。
    半端に不満がある時だと、消化不良で終わってしまう。

  • ●「そもそも、君は人生が素晴らしいものだと思って生きているかい?」
    ●つまらない仕事はありません。仕事をつまらなくする考え方があるだけです。意味のない仕事はありません。意味のない仕事にしてしまう考え方があるだけです。
    ●仕事がおもしろいかどうかを、その仕事の内容に期待すると裏切られてしまうでしょう。なぜなら、面白い仕事もつまらない仕事もないからです。
    ●どんな仕事にも感動があります。感動を得るためには、仕事の意味に気がつくこと、もし気がつかなければ仕事の意味を作り出せばいいのです。
    ●考え方を変えるというのは、気づくこと。気づくことで実践できるようになり、実践することで実感することができ、実感することができれば、習慣にすることもできる
    ●仕事における問題は、問題が起きたことが問題なのではなく、その問題をどのように受け止めて、次にどのように生かしていくかが、本当の問題
    ●次のチャレンジは、常に過去最高の成功確率
    ●問題が起きた時、まず心の中でこう思う。「この時を、待っていたんだ!」
    ●ありとあらゆることをやる前に、成功してしまう。なのでありとあらゆることはできない。
    ●私たちはあらかじめ、「あきらめるところ」を決めている
    ●あきらめない人は、不満や愚痴を言わない。なぜなら、それらを言ったところで、何も解決できることはないことを知っているから
    ●あきらめないと決めると、他人から怒られたり、非難されたりしても、アドバイスに聞こえるようになる
    ●今この時代に生きていることだけでも、大いに感動することができる

  • 新しい仕事が暇でつまらんと思っていた私、串刺しになりました。
    明日から志高く、仕事に向き合います!

  • どんな仕事でも真剣に向き合って普通以上の結果を出せるよう自分の中で頑張っていけば必ず楽しみが出てくると自分も思っています

    でも、全国転勤とかで色々と経験してきた自分が一番に思うのは………
    どんな人達と一緒に仕事をするか、どんな上司の下で仕事をするか、が一番重要でした
    同じ人間とは思えないような考えをする上司の下で働いていても楽しみは生まれないんですよねー(^o^;

  • 「つまらない仕事はありません。仕事をつまらなくする考えがあるだけです。」、「どのような出来事が起ころうとも、それらは本来目指していることを実現するための課題でしかない」、「チャンスにできない出来事はありません。チャンスにしなかった人がいるだけです。」、「どのような仕事であっても、「こだわる」ことで、私たちは自分らしい価値を社会に提供することができるようになるのです」、「あきらめないためには、はじめる前にあきらめないことを「決意」しておくことが必要になります。」

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著者プロフィール

アントレプレナーセンター代表取締役。1958年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、さまざまな事業に挑戦し、1988年株式会社就職予備校(現・アントレプレナーセンター)を設立。代表取締役に就任。通産省産業構造審議会委員をはじめ、数々の委員を歴任。自立創造型相互支援社会を目指し、自立型人材の育成、組織の活性化、新規事業立ち上げ、地域活性化などの支援を続けている。これまで、25年以上にわたって、日本を代表する大手企業、ビジネススクール、全国の地方自治体などで、のべ30万人以上に研修、講演を行う。受講生からは、「人生が変わった」という声が多く寄せられる。「他人の成功を応援すること」を生きがいとしており、企業経営者など多く
の人から「メンター」と慕われている。著書は『メンタリング・マネジメント』(ダイヤモンド社)『リーダーになる人のたった1つの習慣』(中経出版)『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』(きこ書房)『僕の人生を変えた29通の手紙』(日本実業出版社)『僕はがんを治した』(WAVE出版)など多数。

「2021年 『新装版 真経営学読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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