思考は現実化する〈下〉

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制作 : 田中 孝顕 
  • きこ書房 (2014年4月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877713171

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思考は現実化する〈下〉の感想・レビュー・書評

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  • しばらく前に職場で大きな人の動きがあったとき、ふと頭に浮かんだこと。
    そういえば、自己啓発書とか、ビジネス書って、今までちゃんと読んだことなかったなあ。
    何かについて知りたいとき、だいたいは本を読むのに、日々のほとんどを費やす仕事については灯台もと暮らしだったのかも……。
    というわけで、少しでも心の支えを探すべく、自分の中で開催が決定された“自己啓発書・ビジネス書の古典や定番を読もう!キャンペーン”。
    第一弾として昨年読んだデール・カーネギー『人を動かす』が面白かったので、第二弾はこちらを。

    著者ナポレオン・ヒルはアメリカ人。鉄鋼で財を成した実業家アンドリュー・カーネギー(※上記のデール・カーネギーとは別人)の命を受け、主にアメリカの経済的成功者にインタビューを行い、20年かけて抽出した成功ノウハウの概要をまとめたのが本書、ということである。

    「ということである」、というのは、読んでいてどうも私には著者が行ったというインタビューが、現実味をもって感じられなかったから。
    本書の書き方は、例えば
     成功するには失敗を失敗と考えないことである、
     Aが成功したのは失敗を失敗と考えなかったからである、
    という具合なのだが、成功者たちがどんな時に何を考えて行動し、それをどんな風に自分の言葉で表現したかをもっと読みたいのに、という気持ちを終始ぬぐえず。
    (この本を好きな方、ごめんなさい。)

    とはいえ、本書の不思議なところは、読んでいる内に、成功者へのインタビュー云々は、実はそんなに重要じゃないのかも……と思えてくる点。
    富を得よう、富を得たいという言葉がオブラートにつつまずに何度も繰り返されることに最初おどろくものの、いつしか慣れて、信念をもて・想像力を働かせよ・明確な目標を紙に書き具体的な実現手段を考えよ、などのメッセージを読むごとに気持ちが高揚してきて、本当にそうなのかも、と思えてくる。
    自己啓発書って、そこに書いてある言葉を頭に通すことで受ける一種のセラピーのようなものなのかな。
    だから、書かれている内容の具体性や客観性よりも、メッセージが伝わることや勢いが重要なんだろうな。

    そして、望まれているよりも多く人に奉仕せよ、という言葉が、本書ではあくまで自分の目的を達成し、自分自身の主導権を握るための手段として提案されている点が最も印象的だった。
    この意味を含んだメッセージは、本が書かれて80年ほどたった今の日本で働く私もしばしば耳にするけれど、自分で自発的に行うのか、人から求められて行うのかで、180度意味が変わると思う。
    例えばコピーを頼んだとして、それをこちらがリクエストした以上に丁寧にまとめてもらえたらもちろん嬉しいけど、それを例えば朝礼(?)などで気を効かせ合おう、などと推奨することはなんか違うというか。
    この本の原型がアメリカで発表されたのが1937年。
    本書の様々な提案は、現代の日本社会でも浸透しているけれど、その分もとの意味と離れて言葉が一人歩きしていることがあるのかも。
    奉仕は誰かを動かすために使う言葉じゃないこと、人から求められても鵜呑みにしないこと、そして、無意識にでも人に対して自分がそれを求めることがないように、よくよく覚えておこう。
    まあ、偉そうに言ってみても、また職場に行って、メールやら電話の対応にオタオタしている内に、頭から吹っ飛んじゃうんですけどね。

    世の中には色んな種類の本があるんだな、何事も元をたどってみることは大事だなと思わせてくれた上下巻2冊でした。

  • 「逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている」
    自己啓発本業界では超有名な言葉ですね。

    マスターマインドは下巻に詳しく書かれています。
    マスターマインドとは
    2人以上の何らかの願望や目標を持った人間の集まりであり
    また
    それらの人々の間で行き交う波長のあった思考のバイブレーションのことである
    そして
    「明確な目標を達成するための二人ないしはそれ以上の人たちによる、調和された、知恵(そして知識)と努力の協力関係(もしくはそういう関係にある人を指す)」
    と定義されています。

    娘は今高校に入ってまさに思考のバイブレーションを感じているようです。
    中学時代の娘は吹部の部長として取りまとめて意見を発して孤軍奮闘でした。
    しかし今は友人がそれぞれの知識経験を総動員してあっという間に答えが出てしまうそうです。
    それは何か人を超越した別の人格の思考が生まれだすようなものです。

    「二人以上の人間が調和の精神で共通の目標に向かって協力するときエネルギーは無限の知性の無尽蔵の倉庫から直接引き出すことができる」
    それぞれの得意分野がありつつ能力の平均値が恐ろしく高いからかもしれませんが。
    娘のマスターマインドは末恐ろしいものがありますがそこから取り残されるのが何より恐ろしいかもしれません。
    同じレベルで思考し続けることがエネルギーの発信機とともに受信機にもなるので。

    下巻まで読んである程度ナポレオンヒルの思考がわかってきたような気がします。
    あとは娘と息子にいかにして伝えるかが親としての腕の見せ所といったところでしょうかd(^_^o)
    まあ職場でも出し惜しみはしませんが( ̄^ ̄)ゞ

  • 素晴らしい本。

    この本は、学生の時に読んでおきたかった本

    ともあれ、俺は力強く生きていく!
    もう、後戻りはしない。

  • 290ページ

  • 1センチ余分に進む。エンスージアズム。マスターマインド。第六感。潜在意識。本能。悲しみ。不安。「奉仕をしてその報酬を得られないということはない。それは、仕事をしなければ報酬を得られないのと同じくらい確かなことである。」
    今回通読してみて改めて思ったのだが、稲盛さんこれ読んでるよね。ほぼほぼ同じですよ。もしかしたら谷口雅春なのかもしれないけど。ナポレオン・ヒルとニューソートの関係はどうなっているのだろう?エマソンが良く引用されているので、同じ系譜ではと思うが、ナポレオン・ヒルの源泉はカーネギーだからなぁ。ニューソートをもう少し勉強せねば。

  • 人生を変える1冊(後編)。

    思考は現実化する。この法則を知るか知らないかで大きく人生が変わる。多くの偉人が実践している成功哲学。必読の書。

  • 継続して本を読むようになって、一つの大きな分野として存在していることを知った、自己啓発書。
    近年も、年に何冊かは読んでいると思います。
    その自己啓発書の分野の中でも名著、古典と言われているこの本については、なぜかこれまで読んだことがありませんでした。
    文庫が出版されているのを知って良い機会だと思い、読んでみることにしました。
    上下巻700ページあまりにわたる長編です。
    序文では、著者であるナポレオン・ヒルが、鉄鋼業で成功を収めたアンドリュー・カーネギーから「成功している500人にヒアリングをして、その成功哲学を体系化すること」という依頼を受けて、本著の作成に取り掛かったという経緯が紹介されています。
    その結果から得られたこととしてナポレオン・ヒルがまず挙げているのが、「明確な目標を持つ」こと。
    そして、その目標を達成するために何をすべきか、著者が調査した成功者たちの事例を交えて、解説しています。
    これまでに読んだ自己啓発書と、内容が重なる部分が多いのですが、それだけこの本が、後に書かれた自己啓発書のベースとなっているのだと、理解しました。
    全体を要約できるほど深く理解出来たとは言えないのですが、本書全体を通じて感じたことを自分なりの言葉で表現すると、次のようになるかと思います。
    「成功への道筋はシンプルなものである。しかしその道筋をたどっていくには、常に、目標とするものは何かを意識すること、そしてその目標に向けた努力を継続していくことが必要である」
    読んで理解したつもりになるだけではなく、本書に書かれていることを実際に、自らがやっていく。
    そのとっかかりになりそうなノウハウがいくつかあったので、さっそく取り組んでいきたいと思います。
    手元に置いて、何度も読み返す。
    久しぶりに、そんな本に出会えました。

  • 読み終えたので、追加。

  • 何度読めば理解できるのかわからない、この本に書かれていることを達成できたなら一生、幸せを得続けられるだろう。

  • 元々一冊だった本の半分。

    上巻は願望を計画を立てて実行する
    というポジティブな面が書かれていたが、
    下巻では失敗や不安等ネガティブな感情に
    どのように対処するかという記述が多い。

    失敗の原因に「家庭環境の問題」が有り、
    七歳までに身についた性格が挙げられている。
    障害者などどうしようもない失敗の原因に関しては、
    ただし・・・というフォローがされているが、
    こちらに関しては全くフォローがされていない。

    現在では「毒親」や「アダルトチルドレン」
    という言葉がよく聞かれるようになったが、
    この本の執筆当時は体罰は当然だったはずで、
    恐らくこの記述は犯罪に走ってしまったり、
    満足に読み書きも出来ないようなレベルの
    家庭環境の悪さに関して記述しており、
    この本を読める人は当てはまらないのだと思う。
    「思考は現実化する」このタイトルが全てだろう。

    最後の章でナポレオン・ヒル博士は我々読者に
    「縁があったら、また会おう」と言っていた。
    「思考は現実化する」ということを忘れた時、
    再び思い出すために再びこの本を開こう。

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