ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室

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制作 : 村井理子 
  • きこ書房 (2017年2月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877713645

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ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室の感想・レビュー・書評

  • 外国の登場人物ほど荒んだ冷蔵庫でもないし、わりかし質素であるものでコツコツ自炊してるから、ここまでこうなっちゃう登場人物の気持ちはわからない部分もあるけど、これからは市販品のラベル見る。
    自然界に存在しないものを身体はどうやって消化するんだ?と。

  • 「ダメ女」なんて自分のことも人のことも言っちゃだめだよ!と手に取るたびに思ったけれど(原題を直訳したら「キッチンカウンター料理教室:シンプルなレッスンが、いかにして9人の料理初心者を恐れを知らない家庭料理人に変えたか」だもの)、中身は「うんうんそうだよね」とうなずける気持ちよい本だった。自炊できると自己肯定感が上がるのは、よくわかる。好きなものを好きな味で食べられるというのは小確幸のひとつだから。

    日本では家事にかける時間が長いといわれるし、もっと適当にできればいいのにとも思っている。でも、その点で合理化が進んでいそうなアメリカでは、自分で作りたいのに方法がわからない人がずいぶん多そうで、それもつらいことだ。また、この本に出てくるお料理が苦手な人たちは、料理だけが問題なんじゃないようだった。生活がこんがらかると炊事に手が出ないの、部屋が散らかっちゃうのとたぶん同じことなんだと思う。いまどき、日々気持ちよく暮らすのは国を超えて難しくなりがちなことなのだろう。

    わたしも母から料理を学ばなかったから料理の基本がわからないしレシピだよりだけれど(この本を読むまで、煮込む前に炒める理由を知らなかった)、とりあえず自分の舌を信じて味見をちゃんとしよう、と思った。レシピを見なくても作れるおかずがおいしいのは、視覚的に味見しているんだろうしね。

  • 少し長いなと思うところもあるけど、これはおすすめ。
    そして、絶対読んだら料理のスタイルに影響が出るはず。

    レシピ本が料理の技術書だとしたら、これは料理の哲学書かな、という印象。1回目は流し読み、2回目は紹介されているレシピや手順を自分のスタイルに取り込んでみる。そんな読み方がいいかも。人に薦めたくなる一冊。

  • この本、すごーく面白かった。しかも、自分自身の食生活を見直すきっかけにもなる。でもひとつだけ納得いかないことがある。それは、登場する女性誰一人として「ダメ女」じゃないこと。ただ、料理が苦手なだけ。

  • 料理ができないって本当〜〜にコンプレックスになる。。自信が持てない気持ちがよくわかる。
    冷蔵庫にあるものでサッと作る。これができることがどんなにすごいことか。
    毎日毎日、献立を考えるのがどれだけ大変なことか。私たちはうろ覚えだが、献立を考え計画的に買い物をする、事が出来ていないというのは本当に納得。
    料理の技法は、やはり文章だけだとわかりにくかったり、欧米と違うことも多かったり、今の自分には難しい時間の使い方だったりしたが、自信がつくことでこんなにも変わるのならば習ってみたいと思ったり。

  • そのほうがいいとわかっていながら、なぜ料理をしないのか、どうして出来合いのものに依存してしまうのか、根本のところから考え直し、苦手意識や知識&技量不足をクリアして料理することの意義と楽しさを伝えんとする試みの報告。
    日本の場合、アメリカほどじゃないとおもえる面もあるし、逆にアメリカとはちがう「敷居(ハードル)の高さ」というのもあると思うが、本来はいきることと切っても切れない「調理して食べる」ことに関していろんな問題が出てきているのは先進国には普遍的なのだなぁと思った。

  • このカリキュラムを受講したい!トマト缶や塩のテイスティング、切り身で売られているチキンの見分け、興味深い。そしてジュリア・チャイルドが尊敬されている!経済や健康に悪影響とわかっていても加工品をやめられない“ダメ女”を否定はしないけれど、問題の元凶をさりげなくあばくところもいい。「家族の勝手でしょ!」とかのような糾弾されている感がなくて、安心して読めた。

  • SNSで見かける料理上手の方々の美しい料理に打ちのめされてる方々必見の本だとと思う(自分のこと)

    料理に関する"トラウマ"って結構な人が持っているんじゃないかと思う。

    ただ、それで料理の楽しさから離れ経済効率の悪いもの、成分表示のほとんどを理解できないものを摂り続けるのは勿体ないのでは。

    勇気をもらえる箇所を抜粋。

    「インスタントのツナキャセロールと"トップシェフ"の間にあなたにとって心地よい場所を見つければいいじゃない。焦がしても、落としても、煮過ぎても、生焼けでも、味気なくても、食事のしたくに失敗したって、それでもいいじゃない。たかが1回の食事なんだもの。明日になったらまた作ればいい。100年経てば誰も違いなんてわからないのだから。」

  • いきなり鳥を丸ごとはムリです

  • 無料本だから読んだ。ここに出てくる「料理ができない人」の料理のできなさに驚愕。

  • 料理はてきとうでよろしい、という点では土井義晴にも通じるところがあるが、もっと自由。その点がアメリカ的。

  • 予約済み:渋谷区図書館

  • 外国の料理本を読むと、食というのは本当にその国の文化なんだな、と思う。食材に馴染みがないのは当たり前としても、食い物に対する感覚や意識がずいぶん違う。日本は、今日はみそ汁に焼き魚、明日は餃子、明後日はカレー、その次はパスタと、各国由来の料理が普通に家庭料理のローテーションに組み込まれている稀有な国だと聞いたことがあるが、それでもそれは日本料理なのだ。

    アメリカの料理は頭でっかちだ。こうあるべき、という理想論が先にある。本書は著者が、スーパーマーケットで加工食品やレトルトばっかり買っている知り合いでもなんでもない主婦におせっかいを焼くところから話が始まる。うーん、アメリカ人らしい。

    文章に変な癖があってひどく読みにくい。原書のせいなのかと思っていたが、あとがきも似た感じなので、訳者の癖らしい。おまけに(これは訳者に責任はないが)話がひょこひょこ飛んで追いにくい。肝心の料理に馴染みがないこともあって、なんだかなーと思っているうちに終わってしまった。

    ぼくが料理をするのは、単純に旨いものを食べたいから。もう少し薄味ならいいのにとか、これもう少し食べたいなと思っているのなら、自分で好きな味で、好きなだけ作ればいいじゃん、と思ったのだ。化学調味料やレトルトをほとんど使わないのも同じ理由で、ほんだしで作ったみそ汁より、昆布とかつぶしで出汁をとったほうが旨いんじゃないかと思ったから。比べたことがないから、本当はどうなのかわからないけれど。
    少なくとも健康にいいからとか、環境負荷がどうこうとは考えたことはなかったな。

    でも、それでいいんじゃないかと思っている。毎日マクドナルドのハンバーガーは身体によくないし、だいたい飽きると思うが、自作のローストチキンだって毎日そればっかり食ってたら身体こわす。今日は出汁とってるヒマがないなら顆粒だし使えばいい。ヒマなら2日かけて本物のコンソメスープを作ってみるのも面白い。バジルを植えたらネキリムシにかじられたので、農薬が悪だとも思わない。
    それぞれの状況に合わせて、バランスをとればいいのだ。

    料理をするようになってよかったな、と思うことが2つある。
    1つはレトルトを買ってきたり、店で食べるより自分で作ったほうが旨いものがいくつもできたこと。
    もう1つは、プロには逆立ちしても勝てん、と理解できた料理がいくつもできたこと。おかげで気持ちよくレストランにお金を払えるようになったし、今までより旨い気がする。

  • 突然のアレルギー発症で料理が必須スキルになってしまった身からすれば,特に変わらなくてもいいのに自主的に取り組む登場人物は眩しすぎる.いかにもアメリカンらしい大仰さにほんのわずかなげんなりさを隠せないものの,全体的にとても興味深く読むことができた.ほぼ強制的とはいうものの自炊する環境を得られたのだから,アレルギーも悪いものではないのだろう.私が男性ということもあるが,男性参加者は一人でもいてほしかったかな?おススメ.

  • 塩のティスティングとかは、義務教育でやればかなり役に立ったのになと思った。

  • 料理の基礎や栄養の知識が無いばっかりにダメ生活をしている人たちを更生(?)させるおはなし。
    丸鶏1羽さばくなんてやったことないし、材料を無駄にしないようにちゃんと使い切ろうとか、反省すべき点はあったけれども。
    アメリカのこの手の本にありがちな面倒くさい構成(例に挙げた人との出会いをいちいちコラムにして記述するとか)で、もうすこし流れよく読めるように書いてくれないかな~と思わなくもない。
    料理?経済?「ダメ女」を作らないような世の中の仕組みって無いのかな?
    あと、どなたかが書いてらしたけど、「ダメ女」って食生活に関する責任を女だけに負わせるのってどうだろう?

  • 料理イコール生きるってことですね。

  • 同じテーマの繰り返しなので飽きるけど、料理好きな人ならなんとなく最後まで読んじゃいそう。

  • 『あなたのおばあちゃんが食べ物だと認めないものは食べるな』

    食べることについて考えさせられる。先週わたしが食べたトムヤンクンの春雨スープには、いったいどれだけの化学調味料がはいってたんだろう?

  • 色んな理由から料理への苦手意識を持つ女性たちを変えてゆく料理教室。スーパーの買い物の様子から料理を教えるべき人を見つけ出すというエピソードは、なるほど、と思う。

  • んんん
    期待値上げ過ぎたかなぁ……思ったほどでなかったというのが正直な感想。
    雑駁だったり粋でいなせだったり、キャラクターに合う言葉づかいの訳しかたがキレキレなのは良いのだが。
    あと細かいとこだけど読み始めてすぐ校正ミスに当たると本当、萎えるので……勿体ないと思う。

  • 年々翻訳本を読み通すのが難しくなってきているのに(まぁ翻訳本に限らない)この本は楽しく最後まで読めた。訳者のおかげと内容のおかげであろう。ひとくちに料理ができないっていってもこのように一人一人ドラマがあるわけだ。

  • アメリカのシアトルで開催された料理教室のお話、主催者で著者のキャスリーン・フリン氏は、フランスの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」出身のフードライター。彼女がスーパーで買い物中に、加工食品を大量買いする主婦を目撃したのがきっかけで、料理教室の開催を思いつく。

    料理を学ぶ10名の生徒たちは、様々な理由により日頃からインスタント食品やジャンクフードを常用していて、そんな食生活を克服すべく受講を決意するのである。作品の内容としては、生徒のエピソードや料理教室での実習風景のほか、食品廃棄や食品添加物の問題にも触れている。

    スーパーでのまとめ買いによって発生する賞味期限切れや、出来合いの加工食品に含まれている添加物摂取に関しては、必要な分だけを購入し、正しい調理方法を身につけるだけで改善される。そして結果的に体と環境のみならず、財布にもやさしい生活を送ることが出来るのだ。

    また食品メーカーや小売店が消費者に対し、必要以上の食料品を購入させるための手口なども紹介されていて、大変興味深かったのと同時に、食品流通に携わる自分にとっては若干耳の痛い話でもあった。

    料理教室での課程を修了した女性たちが、料理の腕前以上に栄養バランスや食品廃棄に対する意識が向上したのが、非常に印象的で感銘を受けた。ぜひウチの奥さんにも学んでもらいたい…

  • ところどころ分かりにくい文脈があったので-★1つ。
    別に鶏をさばきたくはならなかったけど、スープストックとかパスタとか、自分の料理を見直すいいきっかけを与えてくれる本だったと思います。

  • タイトルはセンセーショナルだけど、「ダメ女」というのはあたらない。「自信をなくしてる」っていうのがほんとのところかなって、本を読んでいて思った。かくいうわたしも。

    料理の基礎を習いたいとずっと思っていた。そもそもの包丁を握るところから…
    料理の楽しさは正直あんまりわからない。でも生きていくためにその技術はあったほうがいいって感じるし、自分で作る料理はヘルシーだと思う。楽しかったらよりよい人生になると思う。
    わたしも鶏をさばきたいよー

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