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- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877833275
作品紹介・あらすじ
計算機誕生の背景・歴史と論理学・数学基礎理論を探り、情報化社会とIT、インターネットの現在と将来を考える!
感想・レビュー・書評
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一言で言ってしまうと、人間の10本の指に始まり、算盤(アバカス)を経て、ENIACに至り、WWWに達するまでのコンピュータ技術の歴史を一冊に凝縮した本。著者は、”賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ" という言葉を前書きに引用することで、本書を著した動機を示している。そういう知的好奇心を刺激する気持ちは、解らなくもないが、無理に一冊にまとめる必要は無かったのではなかろうか。その上、テーマにより記述の濃淡の差が大きいし、史実と著者の感想(随想)のメリハリがない事も、ちょっと気になってしまったので、興味がない部分(=タイトルの「チューリング・マシン」以外)はさらっと流し読みて済ませてしまった。
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