一瞬で心をつかむできる人の文章術―1日たった15分10日間で上達!

  • コスモトゥーワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877951276

感想・レビュー・書評

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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    言葉は強力な武器だ。ということを理解してる経営者が
    どれだけいるだろう。広告コピーを業者に頼んでいませ
    んか?オバマさんじゃないんだから。自分の想いを、自
    分の口で伝えたものだけが生き残る時代。最良参考書。


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    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
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    ■マラソンで長距離を走る抜く体力が走ることでしか身
     につかないように、ひたすら書くことでしか書く体力は
     得られません。最後まで書くという経験を数多く積む
     ことです
     
    ■セールスマンは心から自分の商品を認め、素晴らし
     さを実感していなければいけない。その実感で語る
     以外に消費者に伝わることはない

    ■まちがった考えを正しいと思い込んでいると、結果は
     とんでもないことになります。毒を栄養剤だと思い込
     んで毎日飲んでいるようなもの

    ■肝心なのは、文章のテクニックやレトリックなどでは
     ありません。読者の幸せを心から祈りながら書いて
     いるかどうかです。テクニックさえ身につけば人の心
     は動かせると思っていたら大まちがいです

    ■誰に何を伝えたいのか、自分のメッセージを見つめ
     なおしてみてください。あなたがメッセージを伝えたい
     相手は誰ですか。それはどんな内容ですか。生きて
     いるかぎり、メッセージは必ずあるはずです

  • 文章の基本的な構造から書き方まで網羅されている1冊。
    ビジネス文書というよりは、小説的な表現方法によっている印象があるがどちらにも応用可能。
    1つ1つのポイントに対し例文がついていてイメージしやすい。
    文章の書き方が分からないといった人にはおすすめの1冊。

  •  文章といってもビジネスや学究論文、ライトノベルなど、用途に応じて様々な種類があると思います。
     本書は文章作成の指南書ですが、どちらかというとライトノベルや小説、文学の方面の文章作成に指向した書といえると思います。

     また、現時点でそれなりに文章力のある方よりかは、さほど文章力はなく、文章を書くのも苦手な方に向けた書であると思います。

     第一印象として、本書で紹介される文章作成の流れはとてもとっつきやすく、それと同時に非常に効果的だということ。つまりとても実用的です。

     たとえ文章作成が苦手な方でも、本書に紹介されている方法を意識して文章作成に臨めば、紙(やエディタ)を前に悶々と悩むことはなく、また作成した文章もそれなりに整ったものが出来上がると思います。それほど有用なHow toが紹介されています。

     また、このHow toがそのまま文章訓練メニューになっているのですが、その難度は全く高くないので、文章力の低い方でもあまり苦にすることはなく、コツコツ続けられると思います(訓練といっても、本書で紹介されるメニューに留意して、あとはひたすら(日記などの習慣をもって)書けばいいだけなのですからとても簡単です)。

     わかりやすさという点では、紹介されているHow toを用いるとどのように文章が変化するか、例文を交えて紹介してくれているので、「そう言われても、具体的にどう書けばいいのか・・・?」と悩むこともないと思います。

     
     本書にはところどころにコラムが差し込まれています。
     このコラムには、文章を作成する上でのマインド、あるいは著者の経験したエピソードが紹介されています。
     なかなか印象的なエピソードなので、単なるHow to本を超えた味わい深さを感じました。

     非常に実用的である一方で、文章作成に臨むマインドについても参考になる点があり、おススメな一冊です。

  • まずは文を書くことということで、ストーリー仕立てで書いてみるという方法を提案されている。確かに内容はともかく書ける。そこからがスタートで書く習慣を身につけることが重要らしい。

  • 文章をすらすら書けるようにするコツとその練習法を紹介した本。

    ただむやみに書くのではなく、ポイントを意識して書く練習を繰り返すことが重要と説く。

    文章力、つまり学校のテストとは違う本物の国語力を身につければ、それはあらゆる分野において自分の武器になる。という点に共感した。

    社会人になってから、国語力をつけようと勉強している人は少ない。けれども、どんなジャンルの仕事や役割であっても、そのジャンルにおいて同じ能力なら、国語力が高い方が圧倒的に有利なのだから、文章を書く練習しない理由はないだろう。

  • 文章スクールを主宰している高橋フミアキ氏の本です。
    文章を書くには書き方というものがあってそれは学校では習わない。
    この本を読めば書くテクニックというものがわかる
    おすすめの本です。
    この本を読めば文章が書けるかどうかは書き方を知っているかどうかにかなり依存することがわかります。
    1.文章がうまく書けない理由
    2.文章力がない人の8つの弱点
    3.文章の常識9つの落とし穴

    そして
    4.1日15分10日ですらすら書けるテクニック

    メインの部分です。
    ストーリー仕立てで書く(出来事を順番に書いていく)
    語尾に変化をつける(同じ語尾を3回以上続けて使わない)
    5W1Hを入れて書いてみる
    5感で書いてみる(目、耳、鼻、肌、舌の感覚を書く)
    心のつぶやきを書いてみる
    会話を挿入してみる
     セリフで状況説明
     心理とは逆のことを言ってしまうパターン
     かみ合わない会話のパターン
    説明文を挿入して書いてみる
    喜怒哀楽を表現してみる
    自分のメッセージを挿入してみる
    時代性のあるテーマを盛り込む

    マインドマップの活用(準備の部分)
    連想するキーワードを書き出す
    他人の意見を聞く
    自分の考えをまとめる

    5.もっといい文章を書くための究極のテク
    結論を先に書く(その後5W1hを埋める)
    疑問を先に書く
     問題提起-さらに問題をあおる-常識的な答えを  否定する-本当の答えを導き出す-事例を提示する
    演繹法、帰納法、弁証法
    じらしのテクニック
    オチをつけるテクニック
     名言を最後にもってくる
     共鳴のテクニック(前半のキーワードを最後にもう
     一度使う)

    推敲のテクニック


    準備:執筆:推敲=4:2:4
    準備が非常に大事なことがわかります。

    以上 

    これで書けない人がかなりかけるようにはなると思います。

  • すごく分かりやすかったです。最後に推敲の仕方が書いてあるのですが、これはずっと使えそう。文章はいつまでたっても未完成ということにも、なるほどなと思いました。

  • 面白かったです。
    自分は文才0なのでまぁ役には立たなかったかも。

    でも、また読んでみたいと思えるいい本。

  • なかなか興味深い内容でした。

    が、電子書籍で買ったので、星マイナス。やっぱ紙媒体がええなあ。

  • 僕の友達に阿部ちゃんと言う子がいる。
    もう中学からの長い付き合いになる。
    彼は昔から作文を書けば賞をとったり、感想文を書けば貼り出されたりしていた。それに比べ僕は感想文と言えば「面白かった」の一言だったり、作文だと何を書いていいのか分からないという始末。公立高校入試の国語に作文があると言うことで、私立一本で受けたぐらい書くのが嫌いだった。
    それから十数年後。
    この本に出会う。
    阿部ちゃんが書くのが上手いと言うことが少し分かった気がします。
    これを読んだお陰で僕も少し書くのが上手くなれたような気がします。
    やはり全ての物事において上手くなるためには練習が必要なのだと。
    無論上手く書きたければ、書く練習をしないとね。
    面白かった〜。

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著者プロフィール

作家&ヒプノセラピスト。
大手広告代理店に10年間勤務したのちフリーとなり、ビジネス雑誌やグルメ雑誌などに携わる。2007年に文章スクールを立ち上げ、文章の基礎から小説の書き方まで幅広く指導。また企業の社員研修でレポートの書き方やメール、論文の書き方、コミュニケーションなどを講義。宮崎ますみ先生に師事しヒプノセラピストになる。
著書は、『一瞬で心をつかむ できる人の文章術』『夏目漱石をまねる美しい日本語、書き写し文章術』(コスモ21)、『150字からはじめる「うまい」と言われる文章の書き方』(日本実業出版社)、『大富豪のおじいさんの教え』(ナナブックス)、『一瞬で心をつかむ 77の文章テクニック』(高橋書店)、『10人の友だちができる本』(第三文明社)、『文章は型が9割』(フォレスト出版)ほか多数。
●高橋フミアキの文章スクール
https://www.fumiakioffice.com/

「2019年 『テンプレート式 超ショート小説の書き方<改訂新版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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