教室から学ぶ法教育 — 子どもと育む法的思考

  • 22人登録
  • 3.60評価
    • (1)
    • (1)
    • (3)
    • (0)
    • (0)
  • 5レビュー
  • 現代人文社 (2010年3月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877984458

教室から学ぶ法教育 — 子どもと育む法的思考の感想・レビュー・書評

  • 法律とは堅苦しいものではなく、教育の観点から学ぶ「法教育」なるものがあることを知った。
    学校で良くありがちな事例を元に解説されているのがわかりやすくて良い。
    なにより、弁護士という法律のプロと、教師という教育のプロが手を取り合って作った本というところに重要な意味があると思う。

  • 具体的な事案で法教育のエッセンスを伝える素材集。事案はどれも下手な教材集よりよほど良く練られている。教師と弁護士との共著は他にもあるが,執筆分担だけでなく内容を通して充実した議論が重ねられたのだろうと感じさせる。法教育の入門書としてもお勧め。

  • 行政と同じように 文句を言えば 何らかの動きがあるのではないか
    という趣旨で、裁判所へ文句を言いに来る人がもしいたとしたら、
    それは、法教育の充実で少しは改善されるかも。 
    本文とは全く関係ないですが、そんな感想。
    本文は、あくまで学校で考えられるケースについて、法原理を用いて
    考えていく内容。平易でわかりやすい。そして懐かしい小中学生時代。

  • 「掃除当番ってどうして順番に回すの?」「約束って何で守るんだろう?」と考えたことはありませんか?そんな当たり前のこと…と思える学校での一コマが法的視点で書かれており、なるほどと思うことや、思わず考えさせられる内容もありました。
    校則について疑問を持ったことのある人は、一度読んで考え直してみると面白いかもしれません。
    (教育学部・社会専修:匿名希望)

    身近な事例が多く取り上げられており、とても面白く読めました。学校教育は形にとらわれてしまって本来の目的を忘れがちになることがありますが、日常生活の中での道徳的な指導でも役立つことが多く書いてあり良かったです。
    (教育学部・数学専修:匿名希望)

  • 今日、アマゾンから、届いたので、読み始める事にする。

    巻頭の『発刊によせて』に「法教育は、法の考え方を活用しながら社会的判断力を育てる教育という側面をもっている」とある。
    教育といった側面からは、そういう理解なのだろうが、よりよい社会的判断力によって、法律が形成されるという側面もあるような気がする。
    「法教育」と言う言葉は、平成16年に法務省の法教育研究会が出した、報告書によって広まったらしい。
    文部省でないところが味噌なのだろうか?
    それはともかく、「法やルールの背景にある価値観や司法制度の機能、意義を考える指向型の教育であること、社会に参加する事の重要性を意識付ける社会参加型の教育」であるとのこと。
    最近は、インターネットの発達によって、社会に対して発言する機会も多く、国の司法、立法、行政などに対する不満を表明したりする事も多々ある。
    そういった時に、法に対する十分な理解が無ければ、頓珍漢な意見になってしまい説得力に欠けてしまう。
    そう考えると、社会参加のためには、今後、一層、法に対する理解は必要になるのだろう。
    しかし、その知識、法律の専門家でない一般人が習得すべき知識とは、一体どんなものだろうかと思うと、見当も付かない。
    実際問題として、ある程度の専門的な単語や、概念に関する理解は必要な部分が出てくるだろうと思うし、ネット上の議論を見ていると、そういった知識が不足しているために議論が混乱しているようなところもたまに見かける。
    かといって、一般の人が専門家に並ぶような知識を得る事は不可能だろうし、意味が無いだろうと思う。
    結局のところ、法律の専門家と、どう付き合うのか、自分の抱えた問題を どう法律の専門家に伝え、その回答をどう解釈するのか、そのあたりをスムーズにこなせる程度の理解を目標とすべきなのではと思ったりもする。

    『はじめに』
    この本のテーマは大きく3つにわかれており、「法の必要性と意義」「合意形成と法」「紛争解決と法」であるらしい。
    学ぶべきテーマは、この3つと言う風に上げられると、腑に落ちる感じがする。
    特に「合意形成と法」に関しては、興味が尽きない。
    実生活で、いろいろな問題に関して、議論は起こるけれども、なかなか合意に至らないという事をよく経験する。
    その困難な、合意形成に関して法は、どういう関与をするのか、そしてこの本は、それをどう説明しているのだろうかと思う。


    (この項目つづく)

全5件中 1 - 5件を表示

教室から学ぶ法教育 — 子どもと育む法的思考を本棚に「読みたい」で登録しているひと

教室から学ぶ法教育 — 子どもと育む法的思考を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

教室から学ぶ法教育 — 子どもと育む法的思考を本棚に「積読」で登録しているひと

教室から学ぶ法教育 — 子どもと育む法的思考の作品紹介

学校の教室で日常的に起っていることを法の視点で見るとどうなるの?新学習指導要領に盛り込まれるようになり、今、教師の間で注目される法教育。学校で起こるさまざまなできごとの中に、法教育の素材は溢れている。地域や家庭での生活も、法的視点で見ることで、よりよくなったり、解決したりすることがたくさんある。

教室から学ぶ法教育 — 子どもと育む法的思考はこんな本です

ツイートする