セロ弾きのゴ-シュ: 版画本

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  • 響文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877990305

作品紹介・あらすじ

はじめて読む。ふたたび読む。宮沢賢治の心あたたまる世界。畑中純が描く宮沢賢治ワールド第1弾。

感想・レビュー・書評

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  • あとがき
    動物達との交流や戦いのうちに自然と腕をあげていきました。ささやかな日常の積み重ねが、そのまま修行となり、成長し、ある時、祝福に包まれる。人生とはかくありたい、と思わせる幸福な作品です。

  • 宮沢賢治の代表作『セロ弾きのゴーシュ』に、漫画家の畑中純が版画で挿絵を描いた本。畑中純は版画家として、宮沢賢治作品に多く挿絵を描くことになったが、その中でも代表作と言っていい作品だと思う。

    チェリストのゴーシュを訪ねてくる動物たちの、とぼけた味のある風貌や、ラストの『印度の虎狩』を聴いた観客の反応など、宮沢賢治の土着的なファンタジーと相性が良く、とても素晴らしい魅力になっている。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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