愛情生活

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著者 : 荒木陽子
  • 作品社 (1997年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878932823

愛情生活の感想・レビュー・書評

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  • 大切にとっておいている本のひとつです。
    文章にものすごくパワーと勢いがあって、生命力にあふれてます。
    夫婦が深く愛し合って暮らしながら、好きなお酒を飲み、
    旅行したり人とあったり、人生をぐいぐい楽しんでいるようすが
    とても気持ちよくて大好きです。
    アラーキーさんの写真に似て豪快でたまにエッチだったり愁いがあったり。
    ご本人のもともとの強い個性と、そこへご主人の影響も素直に受けてい
    らっしゃるんだろうなというところが夫婦の近さを感じて楽しいです

  • 魂が自立している陽子さん。
    かっこいい。
    陽子さんは日記を書いていたのかなあ。もしかすると書いていなかったのでは。
    反芻するような言葉ではなく、瑞々しい素直な言葉で綴られているゆえに、そう思いました。

  • エッセイや雑誌連載などをまとめた一冊。旅行記を読んでいると知っているお店等が出てきて行ってみたいなと思いました。筆者が退院してきたときにみた夫と猫の様子にその後のイメージ重ねてしまいました。

  • 写真家荒木さんの奥様、陽子さんのエッセイです。
    ステキなご夫婦だと思いました。

  • ◆「淋しがりやで情が厚くてクレージー」な夫に恋をしている陽子さん。可愛い。恋をしている陽子さんの思考をたどっていると、荒木さんに恋をしそうになる。

  • TVで愛についての本の特集をやっていたとき、見つけた本。昭和の香りがしたのと作者の夫への愛を感じました。長く夫婦をやっていても、こんな風に夫を愛せたらすばらしいと思います。

  • 冒頭の陽子さんの1文が全部、全部、物語っていて、私にはどうしてもレビューは書けそうにないです。

  • 夫(荒木経惟)のことが好きだ好きだと言ってはばからない。

    彼の匂いが好き。ベッドの中に入ってパジャマ越しに彼の匂いをかぐと心が柔らかくほぐされて、甘酸っぱいような気分になる。ここ以外に私の心と体が癒される場所はないだろう。

    妻にこれだけのことを言わせるだけのテクニックを荒木氏は持ってるんでしょうね。
    最初のプレゼントはモディリアニの画集。21歳の女の子にモディリアニですよ!
    出張先から電話をかけてきて「これから曲を捧げるからね。オレはベッドに横になっているから、そちらも横になって聞いてほしいな。」そう言って聞かせた音楽がジャニス・ジョプリンの「サマータイム」。
    そしてそして、ケンカをした後のプロポーズはレストランで。「この本はプレゼントなんだよ。」とハンス・ベルメールの画集を渡し、赤ワインのグラスを手に取り「来年中に結婚しよう。」!
    彼は画集の表紙をめくり、扉の頁の空白のところに「経惟と陽子の婚約記念画集」と書き入れ、二人の模様を作ろうと言って赤ワインに指を浸し、白い紙の上に振った。陽子さんもマネをして赤ワインの指を振った。

    カーッ! もう! なんて素敵なふたりなのっ!

    荒木氏が結婚前に陽子さんに送った手紙もロマンチック…。
    3通のうちの1通には便せんもなく、北海道から届いた封筒の中には小さな紅葉した葉っぱが1枚。
    女子はメロメロになりますよ!

    陽子さんの荒木氏に対する愛情が痛いほど伝わってくる。
    やたらと彼がいなくなってしまったらどうしよう的なことを書いているのがつらい。「私はきっと雨にずぶ濡れになった子犬のような気分になるだろう。」「彼といっしょに生きることが、私にとっての旅なのだ。」etc.
    陽子さんの死後、荒木氏は彼女の文章を読み返して何を思うのだろう。

  • 写真家アラーキーの妻、陽子さんのエッセイ、小説を集めたもの。何気ない日常生活にも、深みや愛おしさが感じられて読み手も幸せな気分になれる。食事やお酒の書き方が実にうまそうで、私にはより魅力的な話に感じてしまう。この人の社会に対しても毒好き方も好きだ。
    写真家の妻として性生活も撮られること、そして旦那は他の女性を抱いて写真を撮り、その稼ぎで生活をする。普通の人には考えられないような状況だが、当人は飾らずケロっとしているのが面白い。ごく普通の女で、焼きもちも妬けば、甘えもし、ときには叱られたりしている姿もチャーミングだ。旦那さんのことを本当に愛しているのも伝わるし、愛されていることもわかる。この二人は不思議だけど、仲睦まじい理想の夫婦像だ。よい本を頂きました。

  • 才能がある人は才能がある人を好きになるのか。

    才能がある人に愛されると才能が引き出されるのか・・・

    アラーキーの奥さんであって、そして一人の女としてのエッセイ集。

    日本の昭和の香りと、美味しそうなご飯の香り。

    カンボジアで読んでいたので、余計に恋しくなるくらい素敵でとても細かい描写の数々に驚かされました。

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天才アラーキーの亡き愛妻がつづった愛と日常をめぐる珠玉のエッセイ集。

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