大江戸視覚革命―一八世紀日本の西洋科学と民衆文化

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  • Amazon.co.jp ・本 (597ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878932939

作品紹介・あらすじ

オランダ渡りの視覚装置は江戸の人々に科学の視線を与えたか?荒唐無稽な黄表紙や、芝居小屋の覗きからくり、ポルノグラフィーに眼鏡、望遠鏡、顕微鏡があふれ、江戸の人々は今までになかった視覚の世界で戯れた。物を正確に見るための西洋の視覚装置は、目に見える現実のさらに向こうを見せる「心」のレンズと化してしまったのである。ニューアート・ヒストリーの手法で解き明かす江戸視覚文化の新次元。

著者プロフィール

タイモン・スクリーチ
1961年生まれ。オックスフォード大学卒業。ハーヴァード大学大学院美術史学博士号取得。現在、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院教授。専門は、日本美術史、江戸文化論。
著書に、『春画』『江戸のイギリス熱』(講談社)、『江戸の身体を開く』『大江戸視覚革命』(作品社)、『定信お見通し』(青土社)、『大江戸異人往来』(丸善)など多数ある。

「2017年 『江戸の大普請 徳川都市計画の詩学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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