アメリカの国家犯罪全書

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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878935459

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  • 拷問、暗殺、無差別破壊なんて聞くと映画の中のアメリカみたいだけど、嘘みたいなホントのアメリカ。さらには盗聴、拉致、略奪、麻薬まで国家ぐるみで行う。「政府」なんてロクな所がないし、アメリカだって悪い所ばっかりじゃない。そうは言っても想像を超えた国家犯罪の数々。北朝鮮がかわいく思える一冊。

著者プロフィール

1933年、ニューヨーク生まれ。米国政府の対外政策を、一貫して批判的に分析・報道しつづけているジャーナリスト。米国で最も「検閲」を受けた報道人と称される。
1960年代半ば、米国務省の外交担当部門に勤務。当初は反共派で、外交官を目指していたが、ベトナム戦争の真実を内部情報で知り幻滅し、1967年辞職。米国の国家犯罪を明らかにするために、ワシントン初の独立系の新聞を創刊するが、FBIの圧力で廃刊となった。1969年、秘密に包まれていたCIAの内部を暴く告発書を刊行。200人以上の工作員の名前と住所を公開して波紋を呼んだ。
1980年代には、映画監督オリバー・ストーンとともに、米国外交の真実についてのドキュメンタリー映画の製作にも乗り出している。
1998年に発表した、米国がイラクに生物・化学兵器の原料を提供していたという記事は、米国で「最も検閲を受けた事実」として、「模範的ジャーナリスト賞」を授与された。
邦訳書に『アメリカの国家犯罪全書』(作品社)がある。

「2018年 『アメリカ侵略全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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