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みんなの感想・レビュー・書評
複雑さを極めて、からまったものがよけいにからまり解けない大きな大きな毛玉のような世界情勢をシンプルで、誰にでもわかりやすいものに例えて物語る本書。刊行を待つ時間さえ惜しい、その間に刻々と国と国の情況が変わってしまう。焦りと祈りが募る。あとがきのメッセージが生々しい。
大変綺麗な装丁の本です。
日本語、英語、韓国語の三言語で書かれています。
鷺沢氏が生前強く思い、願い、伝えたいと思っていたことが、
この1冊の絵本には鮮明で濃厚に、しかし簡潔に詰まっているように感じられます。
9・11事件後に、故・鷺沢さんが書いた童話。
国は国民のためにあるのに何故・・・という切ない気持ちが伝わってくる。
韓国語と英語の訳は鷺沢さん本人が行ったらしい。韓国の人にもアメリカの人にも、いや、世界中の人に読んで欲しい。
鷺沢さんの新作が読めなくなって久しいが、本当に残念で仕方がない。作品も発言も大好きだったのになあ。何かの形でそれを鷺沢さんが生きているうちに伝えればよかった。私がそうしたことで、彼女が救えたとは思わないけれど。読み終わって悲しい気持ちになってしまった。
この絵本自体は、シンプルな言葉と美しい絵のとてもいい話なので、小学生から大人まで読んで欲しいなあ。
神とは何か、宗教とは何か、そして人の生命とは何か。
深く考えさせられます。
日本語だけでなく、韓国語・英語も併記してあるので、語学の勉強にもなるよ。
結構、絵本が好きで読むのですが、この絵本は、「ホントは何が一番大切なの?」って事を考えさせてくれる1冊です。1冊に日本語と英語、ハングルの3ヶ国語で書かれています。






