そこまで塩分いりません (SKYHIGH文庫)

著者 :
  • 三交社
3.10
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本棚登録 : 40
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879191854

作品紹介・あらすじ

佐東利雄は家が探偵事務所だったせいで周りから理不尽なドラマ性を求められ、以来平凡・堅実を信条としていた。穏やかな大学生活を送っていたが、ある日、母親を交通事故から救った志川渡という男が家に居候することに。しかし利雄は志川に激しい警戒心を覚える。そんな利雄に、志川は不敵な笑みを浮かべ「俺は人間じゃない、魂回収係だ」と告げてきた。更に近所に住む女性・岡野が、明日死ぬと利雄に教える。利雄は岡野が危ないところを助けるが、そのせいで殺人事件が起きてしまい-。

感想・レビュー・書評

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  • 自分に害があるものに激しく反応する体質の主人公。
    母親を助けた人物に近づくと拒否反応が起こり
    それは何故かというと…。

    さすが人間ではないものは、こちらの事を考えず
    的確に嫌な所を突いてきます。
    主人公が1人だったり、あれがでてこない限り
    普通に面白く読めるのですが、出てきたら無理です。
    言い方にいらいらしてきます。
    それだけ、文章がうまい、というか、キャラが
    出来ている、という事なのでしょうが。

    しかし主人公の両親、こんな怪しげな言い分を
    命の恩人だからと鵜呑みにして、大丈夫でしょうか。
    そもそも事故がこいつのせいだと思うと
    さらに腹立たしい限り、ですが。

  • ライトノベルならではの軽さでサクサク進むのに、
    犯行の描写はかなり不快(笑)
    そのアンバランスさも面白さのうちなのかも。

  • ヒロイン千佳ちゃんがかわいいね。
    佐東利雄って主人公にしては地味な名前だなぁと思ったけど、なるほど、さとうとしおね。

  • なんで俺が事件解決しなきゃいけないの!?

    佐東利雄は家が探偵事務所だったせいで周りから理不尽
    なドラマ性を求められて以来、平凡・堅実を信条として
    生きてきた。国家公務員を目指し順風満帆な大学生活を
    送っていたが、ある日、母親を交通事故から救った志川
    渡という男が家に同居することになる。しかし利雄は志
    川になぜか嫌な気配を感じる。そんな利雄に志川は不敵
    な笑みを浮かべ「俺は人間じゃない、魂回収係だ」と告
    げてきた。更に近所に住む女性・岡野が明日死ぬと教え
    る。利雄は岡野が危ないところを助けるが、そのせいで
    殺人事件が起きてしまい――。

  • 個人的にはネガティブ描写が苦手だからかもしれませんが
    心理的な描写(特にネガティブ方面)が細かくの描写されている印象でした

    本筋は面白かったので機会があれば次巻も買います。

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著者プロフィール

ヒト科ヒト属メガネペンギン。アデリーペンギン属愛好家。著作に「そこまで塩分いりません」シリーズ(スカイハイ文庫)、『見習い園長のもふもふ日誌 ペンギンとはじめる動物園経営』『都電の神さまはカピバラでした』(双葉文庫)がある。

「2022年 『朝焼けのペンギン・カフェ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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