三毛猫カフェ トリコロール (SKYHIGH文庫)

著者 :
  • 三交社
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本棚登録 : 58
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879191922

作品紹介・あらすじ

姫路の高校に通う夏梅虎羽は、なぜか口笛で猫を呼べる。その特技をあてにされ、三毛猫だけの猫カフェ『トリコロール』を手伝う幼馴染の三宅華鈴に、猫が脱走するたびに駆り出されている。ある日虎羽は部活の先輩の黒川に、猫カフェ店主で華鈴の祖母である花枝に相談をしたいと頼まれる。実は三宅家の女性には不思議な力が備わっていて、その力でアドバイスをすることがあるのだ。話を聞いた華鈴が黒川にあるキーワードを伝えると-。猫と癒しのつまった、感動の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公と三毛猫カフェをやっている幼なじみに
    ふりかかる数々の出来事。
    三毛猫たちとの絡みもほのぼのしていて良かったです。

    続編もあってもいいかも。

  • その三毛猫カフェは、大事な『手紙』を届ける――

    姫路の高校に通う夏梅虎羽は、なぜか口笛で猫を呼べる。
    その特技をあてにされ、三毛猫だけの猫カフェ『トリコ
    ロール』を手伝う幼馴染の三宅華鈴に、猫が脱走するた
    びに駆り出されている。ある日虎羽は部活の先輩の黒川
    に、猫カフェ店主で華鈴の祖母である花枝に相談をした
    いと頼まれる。実は三宅家の女性には不思議な力が備わ
    っていて、その力でアドバイスをすることがあるのだ。
    話を聞いた華鈴が黒川にあるキーワードを伝えると――。
    猫と癒しのつまった、ちょっと不思議な物語。

  • 口笛で猫が呼べる主人公は、幼馴染の家が経営する
    三毛猫カフェからの脱走猫の捜索をお願いされる。

    三毛猫のみ、のカフェというのも
    想像すると楽しそうです。
    猫にまつわる話、という単純なものではなく
    経営者一族の話、も混じって、複雑なような
    単純なような…。

    過去にも未来にも、というのは
    果たして光の問題なのか、月の問題なのか。
    不思議で、先が気になる内容でした。

  • まさに不思議な青春物語だったけど、ふわふわした感じがなくて読みやすかった。タイムパラドックスがなんぼのもんじゃいなハッピーエンドに満足です。

  • 猫を絡めた手紙の送り方、亡くした人への思い等、とても暖かい話。
    ご当地のおいしい物も色々紹介されてて楽しい。

  • 猫カフェが舞台というだけで、ちょっと和んでしまう空気感。
    ミステリーというほどでもなく、ファンタジー要素が強いわけでもなく、ほんわかした感じ。
    シリアスな場面もありますが、終始とにかく三毛猫たちが可愛かった。

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著者プロフィール

星月渉
Wataru Hoshizuki
岡山県津山市出身。兵庫県姫路市在住。
小説投稿サイト「エブリスタ」で小説を書く。
2017年『三毛猫カフェトリコロール』(三交社スカイハイ文庫)でデビュー。
本作『ヴンダーカンマー』で竹書房最恐小説大賞を受賞。
音楽とチョコレートとお酒が好き。ほとんどザルだがなぜかマティーニが飲めない不思議な体質の持ち主。

「2020年 『ヴンダーカンマー 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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