セカンド・プロポーズ 王太子の甘い罠 (ガブリエラ文庫)

著者 :
  • 三交社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879193131

作品紹介・あらすじ

叔父との約束で三ヶ月以内に良い条件の夫を見つけなければならなくなったリネア。お転婆な本性を隠して赴いた大国サガンで喧嘩別れした元恋人に再会する。彼はサガンの王太子になっていた。夫探しを協力する代わりにリネアの処女を貰うというエリオット。「えらいね、気持ちがいいこともしてあげるよ」昔と変わらぬ男らしい指先に蕩けるような愛撫を与えられ覚醒していく身体。わだかまっていた彼の浮気も誤解だとわかり!?

感想・レビュー・書評

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  • 花嫁が結婚式をぶち壊し、二年後二人が再会してもう一度やり直すという話。

    リネアがとにかく面白いお嬢さんで、とても楽しめました。
    ベッドで服を脱ぐ段階になって「先にあなたが脱がないで。レディファーストよ!」と言ってみたり(気が動転していた模様)、
    ほかの女性に嫌がらせをされたら、ヒーローそっちのけで意趣返しをしてみたり。
    こんな面白い娘がいたら、そりゃヒーローも夢中になっちゃいます。

    エリオットは根っからのプレイボーイで、歯の浮くような甘い言葉をペラペラ言ってくれるのですが、残念なことにリネアがまともに取り合ってくれないのでいまいち効果を得られていません。

    TLではよくあることですが、まぐわうよりまともに話をしていれば良かったのに、という話でした。
    二人の関係が拗れた原因について、リネアもエリオットもちっとも追及しようとしないのでもやもやしました。

  • 結婚式が壊れたところから始まるお話。

    エリオットがリネアを好きで好きで、彼女を再度手に入れるためにかなりの努力をしてます。
    リネアはちょっと彼の掌の上で踊らされている感じがします。

    それにしてもリネアは、あれだけエリオットからの愛があふれているのに、どこをどうとったら、結婚式を潰された恨みでこんなのことをしてるって思えるのかなぁ。
    どこをどうみてもリネアを好きにしか見えないですよね。

    Hシーンは多めで、かなり長時間いたしているときが多いですが、それはエリオットがリネアが離れていかないようにって思ってるって感じがして、嫌な感じはしませんでした。

    気になったのはアメリアとグラハム。
    誤解されたグラハムが絶望してるところ、イラストで見たかったです。

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