カント: 超訳 時代を照らすカントの言葉 (マーブルブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879196453

作品紹介・あらすじ

世界の暗闇を切り開くのは「思考」という光。哲学によって人間の進歩と成長を促したカントの言葉が、あざやかな「超訳」でよみがえる。

感想・レビュー・書評

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  • 善の心は全ての人にあり
    環境により、覚悟ができる
    覚悟が人の『善なる意思』を作る

  • カントの哲学は難解だ、と何度も聞いた事がある。
    でも超訳なら分かりやすく書かれているのではないかと思い手に取りました。

    カントの言葉は厳しく鋭いが
    愛に溢れていると感じました。

    目からウロコだった考えは
    人には人が必要だという項目。
    私はカントと逆の考え方を持っていたので
    この項目を最初読んだ時は共感出来なかったのですが、少し考えて納得出来ました。

    哲学に興味がある方はもちろん、カントの哲学は難しいと思っている方に是非読んで頂きたいです。

  • 昨年・一昨年とニーチェやゲーテ、マルクスの「超訳本」がブームを呼び起こしている。あまつさえ読むと「難しい」と思いさえする本が、かい摘んで訳されるため、分かりやすい人もいれば、本来の良さを失ってしまうと嘆くひともいる。
    本書もその「超訳本」の一つであるが、「啓蒙哲学」の生みの親であるイマヌエル・カントの哲学の名言を散りばめられている。「啓蒙」や「哲学すること」、「受容」や「尊重」などを中心としており、本書とともに、超訳ではない本とともに読んでみると難しいものも少しは読み解けるかもしれない。

  • 知人が本を出したということで早速拝読。
    読んだだけで背筋が伸びるというか自分が清く正しい人間になったような気になる。真面目・厳格一辺倒でないところがまた面白い。
    折に触れ、開いてみるとその都度発見がありそうな気がする。

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著者プロフィール

1724-1804年。ドイツの哲学者。主な著書に、本書(1795年)のほか、『純粋理性批判』(1781年)、『実践理性批判』(1788年)、『判断力批判』(1790年)ほか。

「2022年 『永遠の平和のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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