犬、拾うオレ、噛まれる (ラルーナ文庫)

著者 :
  • 三交社
4.05
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本棚登録 : 61
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879198983

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから受ける印象とは全く違う。正直タイトルがよくないよね、これ。
    けっこうガチな、しかも根深い話だった。
    みんな幸せになれるといいね。

  • 面白かった…!受のキャラがかなり強烈で、背中に龍があるわりには受よりずっと常識人な攻とのやりとりがおかしく楽しかった。かと思えば物語の後半で、受の秘めていた決意が明らかになりシリアス急展開。ラストの意外な事実まで、目が離せないお話でした。受が可哀想な境遇なのに、自分ではそう思っていないところが切な良い。好きなお話。

  • 積本崩し。探偵社の下請け的な便利屋・テツロー×元カレをストーカーしてる・紺。最初は監禁され一緒に過ごしていくうちにみたいな王道だと思っていたら、意外な展開に進んでいきサスペンス風味な後半は凄く面白かった。紺の過去を考えると重くなりがちだけど、適度にテツローが緩和してくれるのでドーンと落ちる事なく読みやすかった。面白かったです。

  • タイトル、イラストと始まりの軽めの感じから受ける印象と全く違う話でした。
    紺には幸せになって欲しいのでテツローもっとしっかりしろ。

  • ★3.5

  • 探偵業崩れのテツロー×会社員の紺。
    ストーカーが逆に監禁されるエロい話かと思ってたら全然、シリアスものでした。ミステリ的構成でこういうのとても好みでよかったです。ふたりのやりとりにゆるっとなりつつも、どこか不穏な雰囲気を感じ。その中で紺の感情に変化が出始めるのに静かに心揺さぶられました。
    ふたつめのお話はテツロー視点。強情で面倒くさい性格の紺がそれでも愛おしくてしょうがないというテツローの愛情がダダ漏れでよかった。そしてそんな自分の感情に不器用な紺も可愛かったです。お子ちゃま舌萌える。
    あらすじはともかく、タイトルがうーん…。結構損してるんじゃないかなと思ってしまいました。

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