おひとりさまの老後

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著者 : 上野千鶴子
  • 法研 (2007年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879546807

おひとりさまの老後の感想・レビュー・書評

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  • 人生、どのようになっていくのか、
    誰も予測は出来ない。であるから、
    シングルライフのことも意識しておくのが当然であろう。
    ということで、読んでみた。そして、オトコの方が準備
    しなければいけないことが多いことがわかった。
    妻にまだまだ甘えている自分があることもわかった(苦笑)。

    <本から>
    結婚してもしなくても、みんな最後はひとりになる。
    事実、65歳以上の高齢者で配偶者がいない女性の
    割合は、55%と半分以上。うち、死別が46.1%、
    離別が3.5%、非婚が3.3%。これが男性だと
    配偶者がいないのは17%と少数派。

    介護される側の心得10カ条
    ①自分のココトとカラダの感覚に忠実かつ敏感になる
    ②自分にできることと、できないことの境界をわきまえる
    ③不必要ながまんは遠慮しない
    ④なにがキモチよくて、なにがキモチ悪いかをはっきり
     ことばで伝える。
    ⑤相手が受け入れやすい言い方を選ぶ
    ⑥喜びを表現し、相手をほめる
    ⑦なれなれしいことばづかいや、子ども扱いを拒否する
    ⑧介護してくれる相手に、過剰な期待や依存をしない
    ⑨報酬は正規の料金で決済し、チップやモノをあげない
    ⑩ユーモアと感謝を忘れない

    認知症は、認知障害であっても、感情障害ではない。

    丁寧語は、相手とのあいだに距離を置く技法である。
    丁寧語を使いつづけるかぎり、「わたしはあなたとこの
    距離を詰めるつもりはありませんよ」というメッセージが
    伝わる。これを社会学用語で「儀礼的距離化」という。

    『遺言ノート』(ベストセラーズ、1996年/『新・遺言ノート』
    同社より2002年)

    ほんとうに価値があるのは、特定のひとにあてたメッセージ
    としての自分史。わが子あてて自分の生きたあかしを
    残したい、と思って書かれた記録なら、残された子どもたちに
    とってかけがえのない宝物になるだろう。

    東京都監察医務院に勤務する小島原蔣直さんには、
    「孤独死」をめぐる心にしみる講演録がある。
    東京都監察医務院のホームページ
    http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kansatsu/

  • 最後はみんな一人ですからね。結婚してもしなくても、女が一人で生きる時間は長い。。。楽しまなきゃ損!でしょう。

  • 独身だとサビシイでしょう、老後はどうするのと聞かれ続ける…
    でも大丈夫ですよ!という本。
    第一、夫はほとんど先に死ぬので、専業主婦も最後は一人よ?
    おまけに子どもと同居はしない方が幸せですよ、と…
    独身女性は働き続けて税金も払ってきたし、年金もある。
    どこでどう暮らすか、誰とどうつきあうか、お金はどうするか、どんな介護を受けるか、どんな風に終わるか?
    数々の先輩方の実例を挙げながら、例えばこんなのもありますよと解説。
    今の時代、子どもの数は少ないから、案外家を持っている人も多い。
    親ほど収入のない子どもの世代も、親の家を受け継ぐから何とか食べていけるでしょう。
    いや今の時代の貧困の問題はどうなるんですかね。
    社会学者にしては楽天的な気もするが、これはそういう趣旨の本だから。
    1つ1つ不安を取り除いていきましょうという姿勢は良い。なるほどね。
    著者は1948年富山県生まれ。京大社会学博士課程修了。数々の助教授、客員教授を経て東大大学院教授。
    専門は女性学、ジェンダー学でこの分野のパイオニア。
    2007年7月発行。

  • 面白い!切り口がまた!いい!と、思ったら酒井順子と仲良しだそうで!それでこうスパッと切ってくれちゃうんだなぁ。いい!65歳以上の高齢者で配偶者のいない女性の割合は55パーセントだとか。なるほど!確かに64歳ならまだまだな感じだよなぁ。おひとりさま老後。

    そんなおひとりさまの老後の生活のイロハを説いた本なんだけども、介護される側の心得や、介護を気持ちよくさせてあげるためのツボなど、介護者からの目線じゃなく、介護される側からの目線での話もなかなか面白かったし、この人にだけは遺産は絶対やりたくないっていうネガティヴリストの書き方など、なかなかやるな!という一冊でした。

    でも、確かにそういうのもないとね。

  • ☆☆☆☆上野千鶴子さんの作品は5年ほど前に『男おひとりさま道』を読んでから2冊だけど、おそらく『おひとりさまの老後』のほうが先に書かれたのだろう、前者のほうがスーッと読めた記憶がある。
    同性を対象に書かれたものであるからかもしれないし、上野さんが、「おひとりさなシリーズ」という作品の型を身につけ、馴染んできたからかもしれない。
    前者を読んだときには、女性の先輩からの手厳しい忠告、男の下心を見透かされたかのような、核心をついた意見が、痛痒くて読んでいくうちに少し快感めいたものになっていたのを思い出す。

    今回のテーマ「老後」は女性に向けて書かれているので、優しさを感じた。
    「老後」に関してあまりにも、無関心だった自分には優良な情報である以前に、「しっかり考えなさい」といった刺激をいただいたような感じで読んだ。

    、でも、一番良かったのは、
    周囲の人より、長生きしていくなかで感じる。寂しさについて語った次の言葉だ

    〜〜『喪失の経験がつらいのは、同じ時間と経験を共有した誰かが、その死ごと記憶をあちら側へ奪い去ってしまうから。記憶とは、その人のなかに自分が、生きているということだから、そのひとのなかの記憶のなかに生きていた自分の大切な部分をもぎとられてしまう。それはとりかえしのつかない喪失だ。埋めようと思っても埋め合わせることのできない欠落感が生まれる。〜〜

    私も何人もの親交のあった人を喪ってきたが、この様な感覚を感じたことはなかった。(鈍感なのだろうか。)でも、この感覚を想像して過去の、友人の死を思い出すと、この感覚が新たに塗り込められた記憶として、もともとあった様に思い出される。

  • なんか、軽い衝撃。
    でもちょっと勇気がもてる。ひとりで死ぬのは全然オーライ!準備が大切だ。

  • 社会学者の上野千鶴子さんによる、有名な本。
    おひとりさまの先輩をインタビューした

  • 極論オンパレードとはいえ刺激にはなった

  • 三葛館一般 367.7||UE

    おひとりさまという言葉ももはや珍しくなくなってきました。
    既婚、未婚を問わず、そして、子どもがいてもいなくても、最後はみんなおひとりさまになります。
    暮らしのこと、お金のこと、人間関係のこと、そして介護にいたるまで、安心して楽しいおひとりさま生活を送るための方法とは。知っておいて損はしないと思います。
    上野千鶴子さんのベストセラー本です。
                                  (ゆず)
                                   
    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=49337

  • おひとりさまでも、老後は生きていけるという応援本のように感じた。
    少子高齢化や、核家族化、非婚化を嘆くのではなくそのことを受け入れて対応していく建設的な姿勢を感じた

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