祈りと救い

著者 :
  • 宗教心理出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879600332

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  • 一心に我を忘れて祈ることができれば、利己的な祈りでも叶えられる。しかし、いずれ霊的に成長するよう努力するようになる。神は人間を霊的に成長せしめ、霊界と現世に調和と進化をもたらし、宇宙に平和と繁栄をもたらせようと意図している。

    行をしていくうちに次第に自分の観念、思考、感情が浄化されてくる。ここは自力。
    行の最後には自分の全てを神様にお任せすることが大切。ここは他力。
    するといつか自分の殻がパッと壊れるときが来る。

    感情は自己保存の原理と密接な関係を持つのでコントロールは難しい。感情の持つ自己凝縮の力で周囲との協調や愛の行為ができなくなる。
    対策は以下の三点
    ・我を忘れて、結果にとらわれることなく行為する。(超作)
    ・精神集中、瞑想、三昧を通じて解脱に至る。(行)
    ・人間の非力を悟り、一切を受け入れ一切を神に任せる。(全託)

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著者プロフィール

1925年生まれ。宗教心理学研究所・本山生命物理研究所所長。カリフォルニア人間科学大学院大学(カリフォルニア州認可校)院長。文学博士(哲学、生理心理学)。 著書『超感覚的なものとその世界』はユネスコ哲学部門優良図書に推薦。著書:『本山博著作集』(全13巻別巻2、宗教心理出版)ほか多数。

「2013年 『人間に魂はあるか? 本山博の学問と実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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