森ゆく人(シュティフター・コレクション) (シュティフタ-・コレクション)

  • 松籟社
3.67
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879842596

作品紹介・あらすじ

19世紀オーストリアの作家・シュティフターが描く悲恋の物語。
「森ゆく人」と呼ばれる老人ゲオルク、ボヘミアの静かな森をさまよい続ける彼には、取り返しのつかない過ちを犯した過去があった。それは、あまりにも純粋な、あまりにもかたくなな心が生み出した悲劇……しかしその悲しみに打ちひしがれた男の心を、ボヘミアの静かな森はやさしく慰めてくれるのだった。

著者プロフィール

19世紀オーストリアの作家。自然描写の比類なき美しさで知られる。ハプスブルク帝国の都ウィーンで活躍したのち、1848年の革命後はドナウ河畔の町リンツを創作活動の場とした。代表作に『晩夏』、『ヴィティコー』など。哲学者ニーチェはシュティフターを「繰り返して読むに値する、ドイツ文学の宝である」と絶賛している。

「2008年 『書き込みのある樅の木』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アーダルベルト・シュティフターの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×