京都学ことはじめ: 森浩一12のお勉強

制作 : 森 浩一 
  • 新宿書房
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本棚登録 : 23
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880083223

感想・レビュー・書評

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  •  本書は、京都新聞に連載で掲載するために、様々な分野の研究者と著者が京都について対談した数多い収録テ-プの中から12人分をセレクトしてまとめたものです。著者の専門は考古学で、対談者は、中国音韻学・ドイツ文学・醸造学・発酵学と多領域におよぶ研究者ですので、様々な観点から京都を探究されています。対談から生まれた疑問・発見を宿題編として後書きで解明されているところがとても親切で、解りやすいです。我が町京都を一緒に勉強しましょう。

    京都外国語大学付属図書館所蔵情報
    資料ID:581934 請求記号:216.2||Mor

  • 学校で学んでいた歴史のあやふやさをすごく感じる。
    そもそも歴史なんて、その場で見てきた人がいない時代のことなんて
    研究でどんどんわかってくるものなんだから、習ったことが一生正しいわけもないのだ。

    それにしても、昔の人ってすごいと思う。
    多分自分たちよりよほどすごかったろう。
    たまにファンタジーなんかで、技術が進みすぎて崩壊したとか
    じゃなかったらナスカの地上絵だってどうやって描いたんだよとか
    いう話があたりするけど、本当にそうだ。

    布切れひとつ、栗一個とっても研究のしがいがこんなにもあるとは。
    こういう視点で歴史を見たことがなかったので、非常に面白かった。

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