つなぎ折鶴の世界: 連鶴の古典『秘伝千羽鶴折形』

著者 :
  • 本の泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880239781

作品紹介・あらすじ

現代の「千羽鶴」は、糸でつないで、千の数にこだわって作りますが、もとは数が多いというだけの意味でした。糸でつなぐのではなくて、正方形の紙を切るときに一部を切り残しておいて複数の折鶴を作るという「つなぎ折り」で作られていました。200年以上も前に、そのつなぎ方の工夫に熱中した人がいました。桑名の長延寺住職、義道(号は魯縞庵)というお坊さんでした。そのあまりにも見事な作品群に感動して作られた本が、1797年に京都で出版された、世界最古の遊戯折紙の本『秘伝千羽鶴折形』です。

感想・レビュー・書評

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  • 自分は、ファッションのパターンを勉強しているので、とても勉強になりました。  パターンにいかせそうなので、これからの実験が楽しみです
    昔の人ってこんな複雑な事を考えついた/そしてトライをしてきたってすごいなって思いました。
    このつなぎ折り鶴の少しも無駄にしないという精神は、今のファッション界が求めているものではないかと思いました

  • 折り鶴ってどうやって折るのだっけ?からこの本が目に止まったのだけれど、つなぎ折鶴のことを千羽鶴、折紙のことを折形と言って今から200年も前にこの本のサブタイトルにある指南書が出版されていたそうで・・・
    一度折り出すと仕上げるまで止まらなくなるので、覚えておくときっとどこかで役に立つかな・・・

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