好き好き 大嫌い

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 110
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880635835

感想・レビュー・書評

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  • 岡崎京子80年代の短編集です。抜粋して「エイリアン」「老人少年」の感想を書いてみます。「エイリアン」には京子さんの作品によく出てくる、やけに大人びた生意気な小学生が出てきますが、この作品にもそんな少女が出てきます。両親の不仲で壊れていく家庭生活の中で、エイリアンを拾い共同生活していくという、まさしく岡崎作品の初期代表作という感じです。「老人少年」には一気に老人になってしまいたい小学生の男の子が出てきますが、岡崎作品にはこの手の少年もよく出てきます。岡崎作品がだんだん出来上がっていく気配がする短編集です。

  • 気がつけば14冊目のオカザキ。

    100円コーナーにあると必ず手に取っています。

    うふふ、ゴダール好きなんだろな。

    こんなにいい漫画なのに、なんで僕らの世代での認知度って低めなんだろ。

    今読んでも全然古い感じはしないんだけど。


    もしかしたら僕が古いのかもね

  • タイトルが秀逸。

  • 岡崎京子の短編集。ファッションや笑いが実に八十年代で、人によっては嫌悪感を抱いてしまうかも。でもこの時期の作品の中で、所々に顔を出す哲学的な命題は興味深い。

  • アホらしく描いている所がとっても良い。『老人少年』なんかもグッド。

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著者プロフィール

著者経歴 80〜'90年代を代表する女性マンガ家。既存の「少女マンガ」ではない、リアルなセックス描写80〜'90年代を代表する女性マンガ家。既存の「少女マンガ」ではない、リアルなセックス描写と巧みなセリフ回しで、愛や暴力、トレンド&カルチャーが描かれたマンガを生み出してきた先駆的存在。『ヘルタースケルター』で2003年文化メディア庁マンガ部門優秀賞、'04年手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞。主な作品に『pink』『ジオラマボーイ☆パノラマガール』『リバーズ・エッジ』『エンド・オブ・ザ・ワールド』など。


「2015年 『恋とはどういうものかしら?新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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