オンナを味方にして仕事をする本: なぜあなたは女性とうまくいかないのか? 奇跡の12週解決トレーニング
- 成甲書房 (2004年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784880861722
感想・レビュー・書評
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★★
今月8冊目。
著者は飲食やら風俗チェーンやってるそう。
36年で6万冊、年間数百万本にかけるそうだが、それにしちゃ文才が無いというか、内容が全く面白くない。
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あなたは女性とのコミュニケーションに自信がありますか。今の時代、女性を活かさなければ男も組織も生き残れません。たった12週間で、女性が苦手でなくなり、しかも女性から信頼される自分になるノウハウを伝授します。(Amazon.co.jpより)
先日、久しぶりに古本屋さんに立ち寄ってみた。オモシロそうな本はないかなぁ?と物色していると、本著のタイトルが目に留まる。オンナを味方にか・・・。スゴいタイトルだな。私の場合、女性をオンナという意識で接してしまうと事業がまず立ち行かなくなる。とはいえ、インパクトをつけるための販売戦略なんだろうと思いながら、ついどんな内容なのかと目次読み。なるほど。女性とのコミュニケーション法について書かれているみたい。ビジネスシーンにおいての対女性コミュニケーションって読んだことがなかったので、そのまま購入。
さっそく読後の感想ですが、いざ読んでみると素晴らしい内容に驚く。女性との円滑なコミュニケーション法はもちろん、いかに女性力を業績向上にフィットさせるかとか、女性の心理特性の把握の仕方とか、女性に信頼されるプロデュース法とか、参考になる部分がとても多い。ただ、ベースとしては常識ある人間としての立ち振る舞いについて多く割かれており、女性は一挙手一投足をしっかり見ているということ。
特になるほどなぁと思ったコンテンツを備忘メモ。
・男は「方向性と結果」、女は「関係性とプロセス」
・厳しい意見をくれる女性社員を見つける
・飲み会に権力を持ち込むのはタブー
・自分を主張するより、相手の「片目」を見る
・ポジティブとネガティブの振れ幅を意識する
・好意は必須!でも「好き」と言わせたら負け
・顧客からの良い反応はオーバーアクションで伝える
・接客サービス業での女性マネジメント
・女性社員の採用基準のポイントとは
・女性のリーダーには「プチギブアップ」をさせよう
コーチングやNLP関連の書籍をいくつか読んできたが、共通する部分が多く著者の経験値が高さが伺えた。プロフィールを拝見すると、風俗店・飲食店をチェーン展開している経営者とのことで、なるほどなぁと納得。いわゆる人心掌握術とは、巧みな話術を駆使して洗脳させるのではなく、常識的な考えを当たり前に実行できる人間が修得できるのだと実感。経営者としての立ち振る舞いについて、襟を正していただいた気がする。 -
女性がいる職場は活気がある。
また、男性ばかりの職場は将来的に無くなる率が高い。
それはなぜか?について書いてます。
これが結構的を得ており、少なからずそういう傾向にある。
タイトルだけ見ると、
女性とのコミュニケーションの取り方とか、
ちょっとナンパちっくな内容に見えなくもないですが、
中身は違います。
業績を上げるためには、男性・女性問わず、
一丸となって仕事に向かっていく必要がある。
そのときにリーダーとなってメンバーを引き連れるのは、
現時点では確率的にいって男性のほうが多い。
リーダーとして、どうすれば部下のやる気を出させ、
利益に貢献させることができるのか?について考えるにあたり、
女性の特性を知っておかないとうまくやっていけない。
男性と同じような扱いをしていては、
女性の本来の力が出せないのです。
まずは、男性と女性の考え方、感じ方の違いを理解し、
男性・女性共にやる気を出させる方法を学び、
業績アップにつなげていくために、一度読んでみると良いかも。
共感を得た言葉:
・仕事が出来ない人の一生懸命より、
出来る人の片手間のほうが数倍効果がある。
・親しい人にこそ、厳しくあれ。 -
女性の部下だけでなく
同僚として 仲間として女性と接するのにも
参考になる一冊だとおもった
男性と女性
人はそれぞれ 人によって考え方がちがうけれど
同じ人 という くくりではくくれないほど
男性 女性 とでは 基本的なスタンスがちがうところがあるんだ
ということを 理解しておこうとおもった
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男は「方向性と結果」女は「関係性とプロセス」、価値が根本的に違う。
女の人は「今、この瞬間、この場所」に生きている人が多いが男は自分が向かいたい目標、あるいは反対に自分が行きたくない結果に心がとらわれているので、今、この瞬間を生きていない人が多い。
ビジネスで女性を生かしたい人に‥
まず、自分を客観視することから始めよ。 -
「モテ本」の大家・後藤芳徳さんが書いた異色のビジネス実践書。「これからの社会では女性の力をうまく使うことこそが成功のポイントだ」という仮説のもとに、公の場で男性が女性とどう付き合っていったらよいかを12週に渡り丁寧にレクチャーしてくれます。女性劇団員とうまくいってない男性の演出家や主宰者にこそぜひ読んで欲しい本。