メルトダウン 金融溶解

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制作 : 副島 隆彦  古村 治彦 
  • 成甲書房 (2009年7月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880862491

メルトダウン 金融溶解の感想・レビュー・書評

  • "Meltdown" by Thomas Woods

    The Federal Reserve monetary policy that kept low interest rates caused the Financial Crisis of 2008.

    In response to U.S. and EU monetary policy, Japan made radical economic policies, "Abenomics".
    Abenomics leads to bubble economy.
    Bubble will always crash.

  • "リーマンショックまでの金融恐慌についての話を、 グリーンスパンの最初の頃からの 大きな出来事を、時系列に沿って書かれています。
    当時の立場から書かれる内容、 人脈からの繋がりから書かれる内容
    ここには興味がありますし、参考になりました。 "

  • 難しい数字や統計は使わずに、解り易い例え話で経済を上手く解説してくれます。
    バブル経済を 「数週間町に留まるサーカス」に例えたり
    信用創造と、ただ通貨を増刷したとの違いを 「パン屋とくつ屋」に例えたり モノが絶対であって、通貨はその媒介にすぎないという事を改めて認識させてくれ、バブルの後の不況時に通貨だけ増やして景気回復を望んでも 「プールから水を汲んで、そのプールに戻す事で水位が上がるのを期待しているようなもの」 なのです。
    金融機関にマネーを注ぎ込んでも、彼らは皆を豊かにするモノやサービスなんか持っていないのです。 政府機関が思いのままに通貨を発行し、金利を操作することが全ての原因です。 その事をオーストリア派経済学の基本知識で読み解いてくれます。 もしこのまま金融緩和政策を続け、公共投資を拡大し、従業員の給料を維持しようとしたら、 失業率は20%で推移し不況は10年続くと確信しました。
    そして不況が既成事実化して何年もした時、 ようやく政府は糾弾され、長年貨幣たらしめていた貴金属の側面こそクローズアップされるのかも知れません。

  • 本書の原作は金融危機後の2009年3月にアメリカで刊行され一躍ベストセラーに躍り出た一書。俗に言う金融危機の原因はデリバティブ取引や金融屋による無謀な取引、無能な経営者や市場がやり玉に上がったが、本書で述べられるようにそもそもバブルが起きやすい土壌を作ったのは金利の引き下げや過剰なマネーサプライを供給し続けたFRBとFRB傘下にあり不動産価格に政府介入を続けたGSEのものによると帰結する。
    唯一、このバブル崩壊を見据えていたのはオーストリア学派による理論のみだった。

    本書は単に金融危機に纏わる現代のアメリカ経済を糾弾するだけではなく、バブルを生み出す為の仕組みやミーゼスを初めとしたオーストリア学派による循環経済理論について大変詳細に書かれている。並びスタグレーションを説明することができない政府介入、ケインズ理論ニューディール政策により大恐慌から派生した不況は長引いたものとなった。今現在、再び神格化されつつあるケインズ理論をここまできちんと看破した内容の本は他に見つからない。

    経済学を知る上で最高峰に近い内容です。特に大工職人と煉瓦の例え話は誰にでも説明できるような例えです。

  • サブプライム・ショックに由来する金融危機の原因がどこにあるのかについて、斬新な見方を提供してくれる。
    著者がいうのは、政府の管理通貨制度と危機救済のための財政出動こそが、危機を誘発し、さらに深刻化しているというもの。むしろ自由市場の機能に委ねることが、危機を深刻化させない、唯一の道であると著者は述べる。
    今回の危機は、自由市場が、欲望を管理し得なかったことに由来するのだとし、いかに市場を規制するかが今後のテーマなのだという論調がメディアには多い。しかしそのような考え方自体を問い直すのに、この一冊は読むに値すると思った。

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メルトダウン 金融溶解の作品紹介

アメリカ発の金融恐慌はまだ終わらないこれからが本番だ。連邦準備制度の大罪を暴く全米ベストセラー。

メルトダウン 金融溶解はこんな本です

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