20世紀のファウスト 下巻 美しい戦争に飢えた世界権力

著者 :
  • 成甲書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (688ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880862613

作品紹介・あらすじ

満州国を建設した日本人はイギリスと同じように阿片を中国人に吸わせ、その上がりの金で平然と生き続けてきた。蒋介石は日本の敗北によって中国は再生されると信じていた。しかし、またもや中国は分裂の淵に突き落とされてしまった。誰に分裂させられたのか?アメリカの陰謀によってだ。この悲劇が朝鮮戦争の最大の原因となる。この悲劇の原因を作った主役の背後には「20世紀のファウスト」、あのハリマンがいた。国民党政府を台湾に敗走させ、中国共産党に中国を統一させたのである。こうしてソヴィエトの支配下に中国を置いて「次なる戦争」への準備工作に入ったのである。

著者プロフィール

鬼塚 英昭 1938年大分県別府市生まれ。別府鶴見丘高校卒業後、上京。中央大学法学部で学びながら数多くの職に就く。学費未納で中退後、故郷・別府にて家業の竹細工職人となる。傍ら、国内外の膨大な史資料を渉猟・読破、関係者にも精力的に取材を重ね、郷土史家として私家版の歴史書を上梓。その後、タブーを恐れぬ問題作を次々に公刊、昭和天皇の隠し財産を暴いた『天皇のロザリオ』、終戦史の暗部に斬り込んだ『日本のいちばん醜い日』などで多くの先鋭的な読者を獲得、インターネット上の論戦を巻き起こした。その陰には超人的な読書量があり、郷土・別府での焼酎と珈琲をこよなく愛す毎日があった。2016年1月25日急逝。

「2016年 『田中角栄こそが対中売国者である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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