シンクロニシティ 「意味ある偶然」のパワー

  • 成甲書房
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880863511

作品紹介・あらすじ

《宇宙の見えざる手》があなたの人生をガラリと変える
恋愛もビジネスも、ラッキーを引き寄せる《時空を超えたグランドパワー》

ここまで解明された!「意味ある偶然」の不思議なパワー、運命に翻弄されるか、幸運を引き寄せるか、それはこの本を読むかどうかで決まる!
「秋山さん、今日はしゃべり過ぎましたね」(布施)
「秘密を明かし過ぎましたかね(笑)」(秋山)

買ったばかりの地下鉄の切符の番号を見ると自宅の電話番号と同じだったり、大勢が集まる集会の隣に居合わせた人が自分と同じ誕生日だったりすることがある。阪神淡路大震災で周囲が壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、奇跡的に小さな被害で済んだ一軒の喫茶店があった。その名は「5時45分」。大震災の発生時刻は1分違いの「5時46分」だった。何げなく付けた店の名が、もしあと1分遅いものだったらどうなっていたであろうか。このように、完璧なタイミングで起こる出会いや出来事は偶然ではありえない。この宇宙には何か法則があって、起こるべくして起こるのである。それらは多くの場合、本人にしかわからない意味を含みながら、まさに絶妙なタイミングで、しかも象徴的に起こる。つまり、私たちがまだ理解していない「目に見えない不思議な力」が、私たち一人一人に対する明確なメッセージとして、重要な“偶然の出来事”を私たちにもたらしている。―それがシンクロニシティ現象だ!

[目次]
はじめに:シンクロニシティとの接近遭遇
第1章:知られざるシンクロニシティの正体
第2章:シンクロニシティを起こす方法
第3章:シンクロニシティ「秘密の法則」
第4章:シンクロニシティの読み方・解き方
第5章:人類の集合無意識とシンクロニシティ
第6章:メカニズムがわかれば、世界が変わる
第7章:シンクロニシティの未来、その活用法
布施泰和氏によるあとがき 科学の先にあるシンクロニシティと“神”の存在
秋山眞人氏からの提言 シンクロニシティが開く新しい智の地平線

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本書によれば、「シンクロニシティ」とは、通常ならあり得ない確率の出来事を、非常にシンボリックに「意味のある偶然」としてもたらすこと。危険を事前に察知した潜在意識が意図的に引き起こす現象で、「引き寄せ」や「予知夢」などはシンクロニシティ現象によって説明できる。ただし、強く念じると却ってネガティブな情念が潜在意識に落とし込まれてしまうのでシンクロニシティを引き起こせない。純粋に淡く思うのがコツ、固定観念は作用せず、揺るぎない信念が大事。口に出す(言挙げする)と顕在意識化して現象化しづらくなる、などなど、いろいろな制約条件があるのだとか。偶然が符合するってこんなことかも知れないなあ、と思った。

    後半は、人類の集合無意識が引き寄せる、歴史的な大事件や大災害、そしてその予兆としての様々なシンクロニシティ現象を紹介しているが、この辺になって来ると、かなりこじつけっぽくなってきて、厳しいよなぁ。なので星三つ。

    ただ、シンクロニシティ現象を引き起こす潜在意識は他人と広く繋がっており、奥深くには宇宙の意思が潜んでいる、というところ(宇宙の法則)にまで拡張されると、そこには、現代科学の限界を上手く補完してくれる理屈があるようで、何だか府に落ちるような気がするから不思議。何しろ、生命の成り立ちを含め、現代科学では説明できない現象がまだまだ多すぎる。それを単なる偶然や幻覚として一切切り捨ててしまうのは、どうかと思うから。

    著者というか、解説者の秋山氏は、かつてユリゲラーブームの時、「スプーン曲げ少年」として一世を風靡した人だったんだ。スプーン曲げ、当時不思議でしょうがなかった記憶がある。ミスターマリックの芸なんかをテレビで見て、あれもタネのある手品だったのかな、と勝手に思っていたけど、実際のところどうなんだろう。

    本書後半を読んでいて、ジョディ・フォスターの「コンタクト」を思い出した。

  • やばいぐらい面白く、ただ、最後の方に近づくと怖くなった。まだ全部を解明することなど無理だろうとは思うけど、感覚的には理解できる。考えると怖いけど、意識に挙げればいいのか。
    しかし、昔の人は、そういったことを、理解してか知らずにか、いろいろな慣習が作られているようですごい。
    現在、実は研究もされているんだろうな・・・

  • シンクロニシティが起こる仕組み、起こらない仕組みを書いてあるがどれも想像の域を超えてない感じ。

    あまり目新しい話もなく全体的に、ふーんという感じで読み進みました。

    でも、7章の「シンクロニシティの未来、その活用法」は別。

    アメリカ大統領選の話なんだけどかなりぶっ飛んでいて、事実云々で言ったら怪しさ満載だけどこの本の中では一番面白い話だった。

    秋山さんの話はいつも興味深いですね。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

秋山 眞人(あきやま まこと)1960年生まれ。国際気能法研究所所長。作家、画家。また、コンサルティングや映画評論も手がける。大正大学大学院博士課程前期修了。13歳の頃から超能力少年、コンタクティーとしてメディアで話題を呼ぶ。ソニー、富士通、日産、ホンダなどの一流企業で、超能力開発や未来予測のプロジェクトに関わる。呪力や念力、シンクロニシティ、運命の波に乗る方法などをはじめとする精神世界や、シュメールなど古代文明の調査、取材等を精力的にこなし、テレビをはじめとするメディア出演多数。『強運が来る兆しの法則』、『怖いほど願いがかなう 音と声の呪力』(ともに河出書房新社)など、著書は100冊を超える。

「2023年 『幸運を引き寄せる 神代文字なぞり書き帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秋山眞人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×