基本はかんたんレイアウト (デザインビギナーシリーズ)

著者 :
  • 視覚デザイン研究所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881081785

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    読了:2012/2/2

    デザインノートできゅんきゅんきた流れで。

    UCS(Useful, Casual, Spiritual)という3つの区分け(テイスト)と、
    1. 情報量(大, 中, 小)
    2. 写真(角版、切り抜き、裁ち落としorぼかし)
    3. ジャンプ率(小, 大, 中)
    4. 図版率(小, 中, 大)
    5. レイアウト様式(グリッド, 市場, 流水)
    という5つのエレメントによる説明について、目から鱗だった(本職デザイナーにとっては当たり前の事なのだろうけど…)。

    写真の形状について、角版=U、切り抜き=C、立ち落としorぼかし=S、というのは実際の誌面(ビジネス誌、カタログみたいな女性誌、ハイブランドの化粧品広告)を見ておぉ~、なるほどな~と思った。

    野菜ジュースのパッケージにすら適用できるとは…(充実野菜=写真切り抜き・ジャンプ率大=C、癒し系=写真裁ち落とし・ジャンプ率小=S)。

    同じ作者の「配色基礎講座」はパターン分けが多すぎてあんまり実用に使えなかったのだけどこちらは使えそうだなぁと思った。

  • 良いレイアウトには理由があり、それは理論的に説明できるということを示してくれる心強い本。プレゼンテーションを行う上でこれを知っていることはとても有利になるだろう。最もセンスの良い人はこの本に書いてあることぐらいは無意識に理解してレイアウトをしているように思うが、それでも一読の価値はあり。この種の本は結構たくさん出ているが、なぜこの本を薦めるかというと、豊富な実例に非常に説得力があるということ、そして何よりこの本のレイアウトが非常に良くできていたからである。

著者プロフィール

1940年生まれ
1958年都立工芸高校印刷科卒業
1964年日本大学芸術学部視覚デザイン専攻卒業
1975年視覚デザイン研究所設立
デザイン業務と並行して、1964年より
御茶の水美術学院講師
東京芸術大学美術学部副手・講師
桑沢デザイン研究所講師
日本エディタースクール講師
玉川大学文学部講師
武蔵野美術大学商業デザイン科講師
武蔵野美術短大生活デザイン科講師
東京造形大学デザイン科講師
女子美術短大情報デザイン科講師

「2021年 『2択でわかる配色基礎トレーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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