鑑賞のための西洋美術史入門 (リトルキュレーターシリーズ)

著者 :
  • 視覚デザイン研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881081907

感想・レビュー・書評

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  • 2021.7
    イラストが多く解説が分かりやすい。
    美術館に行く前や後に読み返したい一冊。

  • 辞書のように使うのがおすすめ。ある程度美術に詳しかったり、意欲が高い人なら一度通読してみるのも良い。

  • 漫画チックに美術史が書かれてて大好きな本。小学校高学年くらいの子供から読めそう! ずっと手元においていてたまにパラパラ見ます。 

  • 読みやすい
    平易な言葉で書いてるので入口にピッタリ
    これにプラスして他の著者の入門や、作家単体の解説書を読むとより楽しそう
    一家に一冊あれば、辞典として都度参照できるので便利そうでもある。

  • 西洋美術史の本を続けて読むの巻。
    宗教や時代の流れと関連しつつ、美術がどのように変遷してきたのかわかりやすい。

    イラスト解説で「キモチワルー」とかシュールなコメントが入ってるのもツボ。。

  • 以前ウィーンの美術史美術館に行く前にこれを読んでから行きました。
    西洋美術史が当時の時代的背景とともにすっごくわかりやすく書かれていて、きっとこの本を読んでいなかったら、美術館でもったいない時間を過ごしていただろうなー!と思うくらい役に立ちました。
    絵画が時代の流れに沿ってどう変わっていったか、その変化のKeyPersonとなったのは誰なのか、建築様式とのつながりや宗教的意味合いなど、様々な視点から絵画のとらえ方が書かれていて、ちょこちょこイラストと一緒に添えられている一言や細目に記載された用語の解説が理解を助けてくれます。本の作りも視覚的に工夫されてるので頭に入ってきやすいです。

  • 印象派から美術を知った。美術作品とはそれぞれが独立したものではなく、描く対象をどう捉えるか、という過去から連綿と続いてきた問答の文脈の中で産み出された一つ一つの答えである。現在は過去に大いに影響されている。という事がわかってから、俄然と美術史に興味が湧くようになった。過去を超えようとするあまり、制約をどんどん廃し、難解になっていく作品達。ダダイズム辺りからちょっと私にはついていけなくなってしまった。。美術ってなんなんだろう。。。

  • 可愛いキャラクターが、時代の特徴をズバッとコメントしている。
    肩肘張らずに、気が向いた時に少しずつ読み進めるといいと思う。
    楽しみながら、いつの間にか美術史に詳しくなれる。

  • 可愛いキャラクターと共に時代順に西洋美術史が学べます。美術と申しましても、ここでは絵画が多いです。画家ごとにコンパクトにまとめられ、代表作品とその解説も付けられているので、読みやすく楽しいです。

  • 美術史年表に沿ってトピックスでの紹介はとても読みやすい。前後ページの参照など時代間をまたぎ、楽しく読ませる工夫がよい。時代ごとに筆者・トーンが異なる教科書的な書籍のようなひとりよがりさのない良書。大満足。

著者プロフィール

1956年 仙台生まれ横浜育ち。明治大学経済学部経済学科卒業。
在学中小野二郎氏に影響を受けデザイン美術に興味を持つ。視覚デザイン研究所入社後、内田広由紀に視覚によるコミュニケーションデザインを学ぶ。2012年 日本国際交流基金の招きによりパリ、ローマ、ロンドンにて「和の色」講演。
視覚デザイン研究所 編集長

「2020年 『マカロン配色見本帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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