定本 和の色事典

著者 :
  • 視覚デザイン研究所
4.25
  • (10)
  • (5)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 176
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881082034

作品紹介・あらすじ

神代の祈りの色から平安の雅、江戸の粋を超えて今に伝わる和の色1000色以上を、考証に基づき、豊富な写真、文学作品の登場例とともに解説した和の色事典の決定版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本色名がに色票やトーンも表記。巻末に色名索引付き。

    見ていて美しく愉しい資料。色名ごとに名称の由来や染料、その色が出てくる文学作品等代表的なエピソードが掲載されていて、隅から隅まで全部読むだらかなりの情報量。
    襲(かさね)や着物の種類や小物について良い資料や本を探していて、着物の本ではないのでその辺りまで一冊で網羅するのは難しいそうだが、基本の色名を理解したり調べたりするには良いかもと、現在図書館で借りているが購入して手元に置いておきたい一冊。
    ただ眺めているだけでも素敵な本だと思う。

  • 内田広由紀著『定本 和の色事典』(資格デザイン研究所)
    2008.7発行

    2017.11.4読了
     色の由来やその色が使われている和歌や小説の一文なども紹介されていて、のんびりぱらぱら捲るだけでも楽しい。

    URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000009490404

  • 事典なだけあって、とにかく情報量が多い。特に色名についてはおそらくほとんど網羅されており、色名について知りたい人はまずこの1冊を確認してみればだいたい見つかるのではないだろうか。

  • 読んだ!という本ではないけれど、後々迷子にならないために登録しておく。

    日本が見つけ出してきた色合い。
    言葉だけで見ると、「ん?」となる。

    有名な芥川龍之介の『羅生門』で、老婆が檜皮色の着物を着ているのだけど、色はやっぱり目で見た方が分かりやすく思うのだった。

  • 色見本と色名を見ているだけでも幸せ。色の歴史や染色、他の色との関わりについても解説があって、読み物としても楽しめます。色見本だけでなく、色名の由来に関係するものやその色が使われている場面、絵画の写真も綺麗。ぱらぱら見ても通読しても楽しい本でした。

  • 一家に一冊本♪

  • これはいい!ちょっと値段が張るけど、見ていて幸せになれます。
    色の本にしてはかなり載っている方ではないでしょうか。
    時々眺めたり、色の名前を見るだけで楽しいことうけあいです。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

1940年生まれ
1958年都立工芸高校印刷科卒業
1964年日本大学芸術学部視覚デザイン専攻卒業
1975年視覚デザイン研究所設立
デザイン業務と並行して、1964年より
御茶の水美術学院講師
東京芸術大学美術学部副手・講師
桑沢デザイン研究所講師
日本エディタースクール講師
玉川大学文学部講師
武蔵野美術大学商業デザイン科講師
武蔵野美術短大生活デザイン科講師
東京造形大学デザイン科講師
女子美術短大情報デザイン科講師

「2021年 『2択でわかる配色基礎トレーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田広由紀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×