鑑賞のための キリスト教美術事典 (リトル キュレーター シリーズ)

著者 :
  • 視覚デザイン研究所
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本棚登録 : 294
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881082201

感想・レビュー・書評

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  • 日経の美の十選で解説を書いていた方なので興味を持ち購入。

    内容に関して美大出の親族に聞いてみたところ、解説を読む時間が絵を観る時間よりも長い人が多いから、これを頭に入れて時間をかけて絵を楽しんでほしい、的なことを言っていた。

  • 宗教画の意味がよく分かった。
    これからの鑑賞の仕方が変わると思う

  • イラストが豊富で楽しめる作品。さすが、視覚デザイン研究所というところが出版してるだけのことはあると思った。

    キリスト教美術史のエッセンスが詰まっており、14世紀頃に描かれたといわれる絵画がとても壮大で驚かされます。4コマ漫画もざっくりとした理解を助けてくれて聖書を読むための予備知識をつけてくれます。

    映画「新約聖書」もヨハネの福音書を再現していて勉強になるのでおススメです☆

  • キリスト教美術を、キリスト教史と有名な絵画を対応させて、分かりやすい漫画で解説している。さらに、一応あいうえお順にキーワード毎に解説してあって(紛らわしいところもあるんだけど)、読みやすさの工夫もあり、ソファで横になりながら読める良書。

    有名な西洋美術って、たしかに技巧がとかすごいけど、背景のお題目が訳分からん!というのが大半の日本人の感想だと思う。私もキリスト教の学校にお世話になったわけだけど、聖書の題目は分かるものの、自分のいた宗派以外の聖人や歴史は知らなかったりするので・・・字引代わりに使えて便利。

    これから欧米に留学したり、西洋の美術館に行く機会があれば、これを片手に巡ると良さそう。何より、私も留学時にこれがあればもっと良かったのにと思ったので、自分用に買うと同時に、早速、欧州に留学する友人に留学祝いとして贈りました。

  • キリスト教とキリスト教にまつわる芸術作品の用語の説明と絵、写真からなる辞典。

    色合いが、ややけばけばしく、宗教的な雰囲気を削がれる気がした。

    内容は、知らないことがいろいろ書かれており、たいへん参考になっている。
    色使いにちょっと工夫と印刷の仕上がり時点で工夫ができなかったろうか。

著者プロフィール

1956年 仙台生まれ横浜育ち。明治大学経済学部経済学科卒業。
在学中小野二郎氏に影響を受けデザイン美術に興味を持つ。視覚デザイン研究所入社後、内田広由紀に視覚によるコミュニケーションデザインを学ぶ。2012年 日本国際交流基金の招きによりパリ、ローマ、ロンドンにて「和の色」講演。
視覚デザイン研究所 編集長

「2020年 『マカロン配色見本帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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