奪われし未来

  • 翔泳社
3.48
  • (6)
  • (10)
  • (30)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 175
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881355138

作品紹介・あらすじ

巣をつくらないワシ、孵化しないワニやカモメの卵、子を生まないミンク、アザラシやイルカの大量死、そしてヒトの精子数の激減。地球を襲う「生命の衰退」の背後には何があるのか。さまざまな分野の研究、調査の結果を一つにより合わせると、恐るべき事実が明らかになる。現代文明がもたらした脅威は、がんなどの病気を誘発するだけでなく、より目に見えないかたちで生命の根源を脅かしているのだ。合成化学物質の危険性と生命の謎に迫る科学ドキュメンタリー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
    東大OPACには登録されていません。

    貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
    返却:物性研図書室へ返却してください

  • 環境ホルモンの影響か、生物の本能に異常が見られる。我々人間もしかり。メス化する生物と同じく、概要だけでも押さえておきたい本。中身はちょい難しい。

  • (1998.08.28読了)(拝借)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    巣をつくらないワシ、孵化しないワニやカモメの卵、子を生まないミンク、アザラシやイルカの大量死、そしてヒトの精子数の激減。地球を襲う「生命の衰退」の背後には何があるのか。さまざまな分野の研究、調査の結果を一つにより合わせると、恐るべき事実が明らかになる。現代文明がもたらした脅威は、がんなどの病気を誘発するだけでなく、より目に見えないかたちで生命の根源を脅かしているのだ。合成化学物質の危険性と生命の謎に迫る科学ドキュメンタリー。

  • 請求記号・519/Co
    資料ID・100031504

  • 大学時代、レポート書くのに読んだ本。その時は難しくて半分も理解できてなかった気がするけど、今読んだらもうちょっとは理解できるかな?もう1回読み直したい本。

  • 環境ホルモンが生殖機能や脳の働きなどにいかに悪影響を与えているか、ということを警告した重要な書物。
    原書は96年であり、紹介されているデータはそれよりもっと古いものだから、はっきり言って、現状はこの本の内容よりさらに悪化していると思ったほうがいいのだろう。
    環境と人間の営みの関係において、数十年前と今とで大きく変わった点を上げるとしたら、合成の化学物質の氾濫ということが、多くのことを包括して物語ってくれるだろう。
    私たちは、合成化学物質なしには生きられないほど、便利な生活スタイルに慣れてしまっている。危険性と利便性のジレンマのもとで、どのみちみんな曝露されながら生きていくしかないわけだが、物事をより安全な方向へ進めていくひとつの手立ては、まずは消費者がこのことについて強く意識を持つことだと思う。研究者だけでなく、一般の人々の無知と無関心が、悲劇つまりヒトの生殖機能の低下へとつながる最短の道になってしまうだろうから。

  • 環境問題に興味のある方には、是非読んでほしい一冊です。

  • 環境ホルモンの影響について書かれたものです!学生の時に論文を書くのに参考にさせていただきました!
    沈黙の春の現代版といった感じでしょうか。

全8件中 1 - 8件を表示

シーア・コルボーンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
サミュエル・ハン...
スペンサー ジョ...
ヘミングウェイ
レイチェル・L....
村上 春樹
レイチェル カー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×