RAIL WARS!―日本國有鉄道公安隊 (創芸社クリア文庫)

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著者 : 豊田巧
制作 : バーニア600 
  • 創藝社 (2012年1月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881441503

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RAIL WARS!―日本國有鉄道公安隊 (創芸社クリア文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 世界観は現代日本。
    っと言っても国鉄が分割民営化されなかった世界線のお話w

    僕は鉄道属性皆無ですが、このお話は面白かったなぁw
    ラノベ特有の萌え萌えしさは控えめ。
    イメージで言うと硬めの電撃単巻みたいな雰囲気ですかね?

    国鉄職員を目指す主人公が、倍率の高い国鉄研修の権利をゲット。
    ただしその研修先は希望にそぐわない公安隊。
    血反吐を吐くほどキツイ訓練と研修の中で、
    主人公が学び、手に入れるものは…的な物語?

    王道ではあるのですが、
    あまり最近のラノベに浸ってない感じの作者さんでしょうか?
    すっきりしてて読みやすかったです。

  • 鉄道オタクじゃなくても十分に楽しめる鉄道警備研修青春物語.国鉄が民営化されなかったという設定で,民営化推進の過激派と戦うというのが軸.トンデモ設定先行ネタものかと思いきや,政治との癒着や税金無駄遣いの批判,敷地内でのみ警察権をもつ公安部隊と,そこまで無理のない世界観で意外に違和感がない.主要な4キャラそれぞれが持っている才能もはっきりしていてよかった.個人的には,もう少し財政や政治部分を増やして欲しかったけど,ラノベとしてはこんなもんで十分かも.
    中盤当たりでトリックも含めてネタが読めてしまう単純な展開.古き良きツンデレキャラや,ちょっとした推理劇,ストレートな正義感の表現などなど,ほんの少し前まで流行っていたラノベの要素がいい感じで盛り込まれている.昨今の奇をてらったラノベが多い中では逆に安定株なシリーズ.

  • 国鉄が民営化されてなかったらという「if」の世界を表現したラノベ。
    そこには国鉄を民営化しろという過激派とそれを守る鉄道公安隊の戦いを描く。

    これだけ書くとバトルものと思われるかもしれないけど、ラノベのノリを残しつつ、確立されたもしもの世界をしっかり表わしていて展開も面白い。
    若干の中だるみがあったので☆5にはならないけど、伏線もあって楽しめましたしキャラも充実してました!
    すべて平均点の鉄ちゃん(主人公)、体力バカ、頭脳明晰な娘、痴漢が逃走したら射殺しますという娘、タレント揃いですね。
    表紙買いの1冊だったんで満足感が大きかったですね。

    あと、この文庫って聞かないけどちょっと気にしてみたいですね。

  • 最初にことわっておきますが私は鉄属性ゼロです、通勤の足としか認識してません。そんな私でもこの作品は楽しく読めました、何というか正統派です。過剰な萌えもハーレムも無く超能力的なチカラも出てこない、安心して読めます。

  • 「電車内で痴漢が逃走したらどうする?」「もちろん射殺する!」
    紹介文のこの一節だけで吹いた。ありそうでなかった⁉「鉄道系ラノベ」。作者さんは「電車でGo!」の広報をしてた方だそうな。国鉄が分割民営化されずに現代になったら?というif設定もさることながら、そこで鉄道公安官という目の付け所は流石というか何というか。必然、鉄道の世界を舞台にしながらも、ノリとしては警察ものに近い。更に言うなら凄く「パトレイバー」な雰囲気である。ほんわかしてそうで実は鋭い上司、ってまるで後藤隊長だなぁ…。主人公たちメインキャラ4人も、さしずめ遊馬、進士さん、太田さん、香貫花、という役どころか。「問題児揃い⁉の半人前のチームで事件解決」という辺りも近いものを感じる。
    キャラの描かれ方としては、割にお約束というかテンプレの域を出ない感じではあるが、鉄ちゃんならその辺が瑣末なことに思えるくらい、この「國鉄」の世界観にニヤニヤしてしまうのでは。バリバリ活躍する国鉄型車両(まさかのEH10!)、鋼製車体の「233系」(作者さんも209系以降の走るンですシリーズはお嫌いなようだ)、EF66の正統進化形⁉「EF68」とか、車両だけでもニヤニヤが止まらん(笑)。巨大組織「國鉄」の現状とか過激派との対立だのまでネタが及び、国鉄民営化とかJR(主に東日本)への壮大な皮肉にすら見えてきて、少々違う意味でも笑えてくる。バーニア600氏のイラストも、細部に至るまでツボを押さえていて良い感じ。
    これはかなり「鉄ヲタホイホイ」な怪作。

  • 前作「僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない」がほのぼのトラベル系だったのに対して今作はいきなり國鉄だの公安隊だもんなぁ、かなりぶっ飛んでていいw

    もし現代でも国鉄のままだったら・・・という世界で、主に東京駅を舞台に公安隊でOJTをするハメになった主人公と登場人物たち(基本的にネジが飛んでる)のバタバタを描いている。
    妙にリアリティある分、いきなりテロ組織と戦ったりすると「なんでやねん!」ってツッコミそうになった。どちらかと言えば頭空っぽにして楽しむ作品。

    なお今回も鉄に詳しくない人でも安心して読める仕様になってる。

  • 鉄道について詳しくありませんが、著者の103系全車塗装に対する愛情は しかと受け止めました。

  • もし、国鉄が分割されずにそのままだったら……という思いつきをスリリングに発展させたお話。
    創芸社クリア文庫創刊ラインナップの2つのうちの1つだけあって、なかなか気合いの入った作品。お話も絵もガッツリ楽しんだ。
    メインとなるのは国鉄公安隊で、雰囲気としては軍モノに近いのだけど、あくまで鉄の部分は忘れてない感じがいいアクセントになってるし、つーかそもそもそれこそが武器かw
    続き、楽しみに待っていよう。

  •  上手い素材を見つけたなぁ、というのが素直なところ。単なるLN学園モノに、鉄道ミステリー、鉄道警察隊系や刑事ドラマの素材が利用できるし、國鉄設定を残したので、全国津々浦々の場面をも活用できるなど、物語を広く展開できる面白さがあるからである。大きな書店で、ライトノベルコーナーでなく、鉄道関連書籍のコーナーに置かれているのがその証左のよう。とはいえ、①桜井が拳銃取扱い・爆弾解除に精通している描写はいくらなんでもと言いたくなる。②民営化推進テロ組織も明確な敵の存在を意識しすぎで、やりすぎ感あるところ。
    とはいえ、いわゆる鉄ちゃんの中でも、國鉄ファンというは一定数存在し、描写はそのマニアックなところを擽ってきているのは間違いない。また、國鉄ファンでなくても、鉄道や旅行好きなら十分楽しめそうな素材。場面展開や格闘描写の疾走感といい、鉄道if未来モノといい、アニメーション向きかもしれない(正直アニメーションの方が面白かった)。

  • 鉄道がまだ国有化のままだったら?
    将来安定を願う少年が、夢から遠ざかる日々。

    公務員になって安定した…と願っての道なのに
    まったく違う方向へと走って行ってます。
    ものすごく能力が突起しているにもかかわらず
    ものすごくそれ以外が駄目っぽい3人と
    すべてが平均値らしい主人公。
    ものすごく、つり合いが取れてます。
    とはいえ、自分から見たら、自分が一番使えなさそう、と
    思ってしまうのは当然の事。

    研修から配属、配属してから最初の事件、大きな事件。
    事件が起きますように、と願っている女の子の
    願い方には問題あり、ですがw
    どんな仕事でも、めまぐるしく事件は起きます。
    さらにぐるぐると事件が起きて、の最後なので
    どこでどう『もの』が繋がって行くのか。
    それも楽しかったです。

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RAIL WARS!―日本國有鉄道公安隊 (創芸社クリア文庫)の作品紹介

「電車内で痴漢が逃走したらどうする?」「もちろん射殺する!」桜井あおいは即答し、俺は頭を抱えた。超巨大優良企業・國鉄に就職し、安定した将来を夢見る平凡な高校生、高山直人。そんな俺が研修で配属されたのは、男嫌いの桜井をはじめヤバい奴だらけの「鉄道公安隊」だった!しかも、國鉄の分割民営化を企む過激派「RJ」まで暗躍し…どうなる?俺の人生設計!コクテツが分割民営化されなかったもう一つの日本を舞台に、夢の鉄道パラダイス・エンタテイメント!定刻通りに出発進行。

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