RAIL WARS!〈10〉日本國有鉄道公安隊 (クリア文庫) (創芸社クリア文庫)
- 創藝社 (2014年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881442012
作品紹介・あらすじ
國鉄への就職を夢見る平凡な鉄道好き高校生の俺、高山直人。鉄道公安隊に共にOJT研修中の弾丸娘・桜井あおいと共に、夢の國鉄リニアモーターカー試乗会へ「ところで高山、なぜ私を誘ったの…?」「…!」秋風に揺れる二人の気持ちと、たくさんのVIPを乗せて疾走する最新鋭の磁気浮上式鉄道内に、武装した男が…。えっ、銃撃!拘束?閣議決定…!?高山の異常ばかりの就職戦線が、劇中最高時速500キロでハードボイルドに急展開☆國鉄が分割・民営化されなかったもう一つの日本を舞台に、夢の鉄道パラダイス・エンタテインメント!國鉄リニア、ファーストラン!
感想・レビュー・書評
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本編は盛り上がりも十分でラストもキッチリも蹴りがついて楽しめました…
でもこの巻でも前巻に引き続きベルニナの故郷へ行ったエピソードの影がチラつきます…だーかーらー!それどこで読めるのよ?何なの?バカなの?いや、バカにしてんの!?と思いつつも読み終わると後書きにありましたよ…B-SIDEとして今後書きたい…だと?まだ書かれてもいない話に振り回されてたのか…
父ちゃん情けなくて涙出ちゃいましたよ。書いてから、出版してからやってくださいよ…もしくは伏線にするのならもっと簿化して欲しかったです。あまりに具体的すぎて読み飛ばしをずーーーーっと疑ってましたわ。損した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々に読みたくなって探してみたら新刊が出ていたので購入。フィクションとは思えないほどよく練られた設定の中で、個性的で魅力あるキャラクターが動く、それだけでワクワクするほど楽しい作品だと思った。
読んでいる途中はこれで完結かと思ってしまうような総まとめ的展開だったが、まだ続くようで一安心。 -
RJの思惑通り政府が民営化を飲むのか、それとも、高速リニアが東京駅に突撃するのか、なかなかハラハラさせられる展開で面白かった!
岩泉なしの格闘戦も斬新でした。もうすぐフィナーレ?自作も楽しみです。 -
まだ竣工前のリニアモーターカーが題材のせいか、説明パートが気持ち多め。大深度地下とか、リニアと電波の関係とか、へぇ。著者が一番テンション↑↑なのかもしれない。まだこれで終わりではないみたいで、敵が外から内になって、高山にはさらなる苦労が待っているのはほぼ確定か。ご愁傷様。ヒロイン争いは約1名ほど1歩前へ出たけど、彼女以外にもワンチャンあると信じたい。