最新 株はチャートで見つける 買い信号33の法則

著者 : 椎名馨子

• ソーテック社 (2010年1月9日発売)

作品紹介・あらすじ

勝ち続けている人が、負けない理由わかりますか?それは、自分のお気に入りの買い信号を組みあわせて先読みをしているからです。「チャートを見て、売買タイミングのプランを持つこと」これに尽きます。

感想・レビュー・書評

[shingo-tomatoさんの感想 · 2012年9月21日]

株初心者です。

「ネット株」入門書を読んで、ある程度のネット株の概要は、理解していたつもりでした。

しかし、これを読んで

いかに自分が「テクニカル分析」をおろそかにしていたか、を痛感しました。

株取引をしてみて、実感したことは、

「買うタイミング」で、利益を上げる確率が大分違うということです。

これを読む前は、間違ったところで、株を買ってしまい、結局ロストカットして、損ばかり。

しかし、これを読んでからは、前より、慎重に買うようになりました。

利益も上々で、損する機会が減りました。

今は、リスクオンムードに入っているので、その要素が強いと思いますが、

株初心者は、これを読んで、損はないと思います。

ただ、株を買う際に、どのデータ、指標、チャートを見るのかを、上げ相場、下げ相場、高値圏、安値圏、ボックスといった状況ごとにフローチャート式にして、手順を示すなど、読者に手順の概要があれば、いいかなと思います。

また、それぞれの指標、チャートを紹介した後に、その説明したものを、簡単にまとめた表みたいものがあれば、読者は、復習になり、知識が定着しやすいと思います。

でも、この本は、何度も読み返す価値のある有益な情報を含んだ優秀な本だと思います。