般若心経

著者 :
  • 禅文化研究所
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881821886

感想・レビュー・書評

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  • Amazonオーディブルでなぜか脈絡なく「般若心経」の解説本を聴いた。
    壮大でとても面白いけど、1回では理解記憶できない
    なんかすごいなぁ。感動するなぁ。

    悟りをひらけば現実が既に彼岸である、ということで、それはそうだろうけど、生きてる人間が悟りを開くというのは可能なの? 
    というか、悟りを開いて生きていられるの?
    まあ、生きられはするだろうけど、なんというか、金を稼ぐ、戦う、上昇・前進する、ということのためには、欲とかがないと難しくない?
    そういう苦しみから逃れるための哲学が仏教だろうけど、私はわりと初めからその手のものから逃れ気味なので、だからこそ苦労することもあるのです。

    悟りは得たり失ったりするものではない、という話が出てきて笑ってる。
    身も蓋もない。
    悟りは既にあるものである、ということ?
    あることが分かる??
    生まれたままで悟りはあるのであり、それを分かることで人格が完成されるということらしい。
    無心ということがわかれば人格は完成されており、それを自覚することが般若波羅蜜多である、だそう。
    そんなわけあるか←素直な心を持たないわたくし。

    やはり、人間は悟りを開くことはできないけれど、だからこそ悟り・智慧・彼岸を目指して修行せよ、ということになるか。

    四苦八苦とか、昔、大学の一般教養で宗教学で勉強したことを思い出し、懐かしい気持ちになった。
    自分の悩みは先人によってとっくに言語化されており、自分の苦しみや悩みは自分だけのものではなく、誰しも似たようなものなんだなぁと思う。

    序盤は壮大で感動したけど、後半は聞き流してたし、あまり納得いかなかった(納得とかするものなのか?)。
    穏やかで音として良い感じだったので、またそのうち聴きたい。

  • なかなか難しく一回では理解出来そうにない

  • とても学びが深かったです。
    これはオーディオブックで聴いて良かったと思いました。

  • 大昔、中学生の頃読んで般若心経の内容を理解したので今でも感謝している一冊。今一度再読したい

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著者プロフィール

1900年生まれ。花園大学学長、禅文化研究所所長、臨済宗妙心寺派管長を務める。1988年遷化。

「2022年 『法句経 真理の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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