監獄日記: 東京拘置所の四季

著者 :
  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882021384

作品紹介・あらすじ

警視庁警部から一転、強盗殺人囚として裁かれる立場に身を置いた著者が、未決死刑囚の“仙人”との文通、東京拘置所の生活、死刑判決の状況など、死刑される側の眼で監獄社会の日常をリアルに描く。現在の死刑制度を内側から考える本。

著者プロフィール

1939 年、岡山県生まれ。1958 年警視庁に入り、大森署勤務を経て
機動隊に所属。デモの規制や首相官邸、国会警備、各国大使館等の
警備にあたる。
1980 年、22 年間勤めた警視庁を退官し、新宿西口で居酒屋を
経営するが82 年に閉店。多額の借金を背負う。
1984 年10 月、借金返済ため宝石ブローカーと金融業者とを
相次いで殺害し、11 月23 日、強盗殺人罪で逮捕される。
87 年10 月、一審、89 年3 月、二審とも死刑判決を受ける。
1993 年7 月、当時の後藤田法相による3 年ぶり、
3 人の死刑執行に抗議して上告を取り下げ、
みずから死刑を確定させる。
2000 年9 月、人権派の弁護士の協力を得て再審を請求。
2003 年3 月、第一次再審請求棄却。同年4月、東京高裁に
即時抗告の申し立をする。
2008 年12 月16 日、がんの延命治療をやめ死去。
著書に、
『東京拘置所 死刑囚物語』『監獄日記』『拝啓 江副さん』(彩流社)がある。

「2015年 『新版 殺意の時 元警察官・死刑囚の告白』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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