霧の中

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著者 : 佐川一政
  • 彩流社 (2002年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882027461

霧の中の感想・レビュー・書評

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  • カニバリズムについては色々と興味があり、たくさんのことを調べたりしてこの本に辿り付いたが

    とりあえず何故か腹が立つ

    確かに実際の言葉は生々しくて驚くし読み応えがあるのかもしれないが、雑すぎる。文章にまとまりがない。
    手記なんだか物語化したいのかよくわからない。
    表現力には拍手を送りたいが、金を出してまで読む必要性は感じられなかった。
    図書館とかで借りるのを勧めます。

  • あんまページ数ないのに読むのに時間がかかったのは、おそらく編集を施してないからなんじゃないか。つまり、本書は資料的価値がある程度認められているがゆえの配慮で、読む方は大変ですけど見逃せない表現が随所にある。まずタイトルが、あるフランス人女性に罵倒されたときの一見なんでもなさそうなセリフだというのが象徴的。本人が言い当てられたと感じた言葉なんだろうか。本書で著者が何度も描く劣等意識というのは、有名になったことでどう変化しただろうか。

  • 良かった。

  • 文章として、読ませるものとしてのまとまりがなく、非常に読み辛い。
    カニバリズムについては色々読んでいますが、カニバリズムへの嫌悪感というより佐川一政への嫌悪感でムカムカしました。
    クライマックスのカニバリズムシーン以外は別に読まなくてもいいんじゃない?と思うくらい…。

  • 白人女性への執念とカニバリズムへの根性と殺人への勢い。

    この事件は、白人女性の肉体への興味だけが殺人へと駆り立てたのかな。それとも自分の身体への劣等感や嫌悪?それとも愛情??

    カニバリズムも殺人も理解出来ないし、そんな概念もない。
    読み終えても、理解は出来なかった。

    しかし、犯行に及んでからの描写が凄く鮮明。
    食べたいとは思わないし、気持ち悪くはなるが、細かな描写に☆3つ。

  • 文章の荒さが独特の臨場感を出している、と思います。
    ノンフィクションでは好きな方に入るけど、決して佐川一政の気持ちが解る訳では無い。
    とうもろこしが食べれなくなります。

  • 前半は何でもない、正直文章力的にも乏しい恋愛物語だが、後半になると一気に変わる。
    肝心なカニバリズムの瞬間だが、その瞬間の描写のみ、前半の文章が嘘のようにリアリティと壮絶な、まるですぐ目の前でそれが行われているのような臨場感を持って描かれる。実際、ドキュメントなわけだから当たり前と言えばそうだが、こう言うのには慣れているつもりで、覚悟をして読み始めた俺でも、目を背けたくなる描写も多々あった。
    あとがきを読んでも、著者に後悔や被害者に対する謝罪などの気持ちは一切見えない。なぜ、これで無罪になったのだろうか。リアルタイムで当時を知らない俺には理解できかねる。
    俺がこの本を読んだのは、なぜ、カニバリズムに目覚めたのか、著者のその瞬間、その心理状況を知りたかったからだが、その様な物は、若干の回想があるのみで、殆ど無い。最初の純情な学生から、人食い異常者に至るまでの、その肝心な所が全く描かれていない。
    この本はなんなのだろうか。著者にとっての、自作の官能小説なのだろうか。読む前は、自分が変な影響を受けてしまうのではないかと思ったが、やはりこの人物はおかしい。普通ではない。しかし、そんな簡単な言葉で片付けていい問題でも無いと思う。

  • これも又愛か…
    愛する女を手に入れるに殺害し、食べる。
    加害者ならではのグロテスクな描写は必読の価値あり。

  • 食べる

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霧の中に関連する談話室の質問

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霧の中の作品紹介

1981年、パリで留学生仲間のオランダ人女子学生を
殺害し、その死体の一部を食したとして逮捕された
著者が、事件の一部始終を詳細に記した小説仕立て
の手記

——それが本作『霧の中』。ストーカー、異常犯罪
の心理、心神喪失、カニバリズム
    ……長い間絶版になっていた『霧の中』の
「小説」部分をそのまま復刻し、〝佐川問題〟の
現在的意義を世に問う。

霧の中はこんな本です

霧の中の単行本

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